「MVP松井秀喜…翌年エンゼルスで」大谷翔平と山本由伸が勝つと日本人何人目? ワールドシリーズ豆知識「野茂英雄やイチローが未経験。初制覇は…」
大谷翔平、山本由伸が所属するロサンゼルス・ドジャースがワールドシリーズに進出した。ドジャースのワールドシリーズ進出は22回目、ここまでの21回で7回優勝している。 【写真】「松井、エンゼルスいたの!?」ジーターと再会ハグがエモい「ダルとマエケンのドジャースも…もちろん大谷さん由伸も」エ軍とド軍で愛されるオオタニとともにを全部見る
半数以上の40人が“PS出場経験なし”だった
日本野球からMLBに挑戦した野球選手は1964年の村上雅則から今年の山本由伸、今永昇太、松井裕樹、上沢直之まで72人を数えるが、10月のポストシーズンまで野球をすることができたのは32人。ましてやワールドシリーズまで進出したのは、ほんの一握りだ。 〈ポストシーズンに出場したことがない 40人〉 村上雅則、長谷川滋利、桑田真澄、野村貴仁、柏田貴史、川上憲伸、大家友和、石井一久、岩隈久志、城島健司、マック鈴木、木田優夫、高橋建、井川慶、川崎宗則、藤川球児、福盛和男、平野佳寿、五十嵐亮太、藪恵壹、薮田安彦、小林雅英、小宮山悟、牧田和久、村田透、マイケル中村、中村紀洋、西岡剛、多田野数人、高橋尚成、高津臣吾、田中賢介、和田毅、山口俊、有原航平、藤浪晋太郎、鈴木誠也、吉田正尚、今永昇太、上沢直之 短期的に在籍した選手が多いが、エンゼルス、マリナーズで9シーズンプレーした長谷川滋利、ドジャースで2ケタ勝利を2回記録した石井一久や、メジャーでノーヒットノーランを記録した岩隈久志などもポストシーズンに進出していない。ポストシーズン進出は、運の要素も大きいことがわかる。 〈ワイルドカードゲーム、ワイルドカードシリーズまで 2人〉 秋山翔吾、菊池雄星 〈地区シリーズまで 4人〉 野茂英雄、福留孝介、大塚晶文、松井裕樹 日本人のメジャーリーガーへの道を開拓した野茂英雄だが、デビューした95年と96年、ドジャースで地区シリーズに進出したもののレッズ、ブレーブスに敗退している。
イチロー、黒田に田中はWSの舞台に立てなかった
〈リーグチャンピオン決定シリーズまで 12人〉 伊良部秀輝、吉井理人、佐々木主浩、イチロー、建山義紀、斎藤隆、黒田博樹、田中将大、澤村拓一、大谷翔平、千賀滉大、山本由伸 イチローはメジャーに挑戦した初年度の2001年にマリナーズ、2012年にヤンキースで、リーグチャンピオン決定シリーズまで進出したが、2001年はヤンキース、2012年はタイガースに敗退した。ワールドシリーズにこそ届かなかったがポストシーズンに19試合出場、78打数27安打、打率.346と打ちまくっている。 黒田博樹はドジャース、ヤンキースで3回リーグチャンピオンシリーズに進出したが、いずれも敗退。田中将大はヤンキースで5回もポストシーズンに進出したが、ワールドシリーズには届かなかった。
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