ヒガンバナ、5万株が彩る赤の世界 長野
長野県喬木村の「喬木フラワーパーク」でヒガンバナが見頃を迎えている。穏やかに晴れた26日は真っ赤な花が秋の陽光に照らされ、訪れる人の目を楽しませていた。 【写真】木漏れ日に輝くヒガンバナ
1ヘクタールほどの敷地に約5万株が植わり、斜面や歩道に沿って咲き並んでいる。園主の松沢俊子さん(75)によると、17日に咲き始め、10月初旬まで楽しめるという。「例年通りきれいに咲いた。園内は広いのでゆっくり歩いて見てほしい」と笑顔を見せた。
松沢さんは2年前から動画投稿サイトで園内の様子を投稿。今年4月にはハナモモの動画を見た人が沖縄から訪れたといい、交流の広がりを喜んでいる。
今月は30日まで「彼岸花祭り」を開いている。開園は午前9時~午後5時。入園無料だが、維持管理のための協力金を募っている。