国宝・彦根城ですす払い 高さ21メートルの天守に命綱をつけた職員が登り、1年のほこり落とす 滋賀
読売テレビ
滋賀県の国宝・彦根城では、今年1年のほこりを落とす、恒例の「すす払い」が行われました。 国宝の美しい姿を残そうと、彦根城では毎年この時期に、1年のほこりやちりを落とす「すす払い」が行われています。 12日午前9時、命綱をつけた職員ら36人が高さ21メートルの天守に登り、外壁の汚れや天守の軒下にたまったほこりを手作業で落としていきます。 また、天守の中では、屋根裏の梁(はり)に積もったほこりなどをきれいに取り除いていました。 彦根城の今年の入場者数は約65万人で、去年とほぼ同じでしたが、コロナ禍前と比べると10万人ほど減少しているということです。 丁寧に雑巾がけもされ、すっかりきれいになった彦根城。年末にかけてしめ縄や門松などが飾られ、新年を迎えます。