<失恋ショコラティエ>令和の視聴者の心もつかんだ松本潤“爽太”の極上バレンタイン・イブ告白シーン
10年前のヒットドラマ「失恋ショコラティエ」(2014年、フジテレビ系)が、今また熱い注目を集めている。きっかけは、FOD・TVerで開催中の「#ドラ活 浸れ、超自分的ドラマ生活。」で6月の無料公開作にピックアップされたこと。“全員片想い”のストーリーで令和の視聴者の心もがっちりつかんだ同作から、松本潤演じる主人公・爽太が捨て身で挑んだバレンタイン・イブの告白シーンを振り返る。(以下、ネタバレがあります) 【写真】10年後とは思えない!ショートボブがキュートな2024年の石原さとみ ■「ずっと紗絵子さんのことが好きなんだ」 第36回講談社漫画賞(少女部門)を受賞した水城せとなの人気コミックをドラマ化した本作。一途な片想い男子・小動爽太(松本)は、学生の頃から思い続ける小悪魔系女子・紗絵子(石原さとみ)への恋にけじめをつけることを決心。すでに人妻になっている紗絵子に、バレンタイン前日の13日、告白を決行した。 「俺、紗絵子さんに喜んでほしくてショコラティエになったんだ」 「バカみたいだけど、ずっと紗絵子さんのことが好きなんだ。今でもずっと。本当に好きだよ。どんだけ時間が経っても、紗絵子さんだけは俺の中で特別なんだ」 “悪い男になって紗絵子さんの気を引こう”と考えていた頃には言えなかった素直な気持ちを、穏やかな表情で伝えていく爽太。 そして、「もうやめるね」「もう先に進んでいいんだって、やっと思えるようになったんだ」と失恋宣言。その瞬間、爽太の言葉をじっと聞いている紗絵子の表情がこわばる。 だが爽太は続ける。「俺、紗絵子さんのこと好きになって、本当に良かった。俺、これからはちゃんとまっとうに自分の人生やっていくからさ。紗絵子さんも幸せでいてね。ずっと、元気でいてね」。その言葉に、紗絵子の瞳から一筋の涙がこぼれる――。 ■珠玉の12分告白シーンに令和の視聴者からも感動の声 約12分、台本にして15ページほどあったという長い告白シーンに、令和の視聴者からも感動の声が続出した。 「爽太くんの告白にキュンキュンしすぎて息ができない」「気づいたら泣きながら見てた!」「なんて素敵な告白…」といった声に加え、10年前の放送時も見たという視聴者からも「内容覚えてるのにまた見ちゃった」「何度でも見たくなる。何度見ても泣けるよ…」の声が上がった。 夢にまで見た紗絵子とのキスで彩られた7話。そして続く8話のサブタイトルは「ついに間男に成り上がったよ」。いい感じに重い爽太のこじらせ感情が、最終話に向けて一気に熱を帯びていく。 今年4月からFODでは、本作を含めた人気のフジテレビドラマを毎月5作品分、FOD・TVerにて順次無料公開中。7月は木村拓哉主演で検察官たちの奮闘を描いた大ヒットドラマ「HERO」(2001年)や松本潤の月9初主演作「夏の恋は虹色に輝く」(2010年)などがラインナップされている。