【このSLRなんぼ?】コレクター垂涎!ワンオフの「メルセデス SLR マクラーレン ロードスター」は98キロ走行のミントコンディション
メルセデスSLRマクラーレン ロードスター(2008): ワンオフのタクシーカラーに塗られたメルセデスSLRマクラーレンが販売されている。
メルセデスSLRマクラーレン ロードスターは520台が製造されたが、そのうちの1台だけが「サターンイエロー」だった。今、このワンオフSLRが新しいオーナーを探している!
このユニークな色の組み合わせの「メルセデスSLRマクラーレン」がイギリスで販売されている。この15年落ちのロードスターは、大規模なコレクションからのもので、一度もドライブに供されたことがない。走行距離は驚異の98キロだ!
「メルセデスSLRマクラーレン ロードスター」は、2007年から2008年にかけてわずか520台しか製造されず、そのほとんどがシルバーかブラックだった。しかし、ある顧客は特別なものを求め、626馬力の「SLR」に特別色「サターンイエロー」(カラーコード1237)を注文した。一見、淡い色合いのイエローはタクシーを連想させるが、実はこのカラーリングは、5台しか製造されなかったと言われる、よく似たカラー「ファンタジーイエロー」(カラーコード653)の「メルセデス300SLロードスター」へのオマージュなのだ。
SLRの走行距離はわずか98km
そして、「SLR」のユニークなエクステリアカラーだけでは物足りないのか、レッドレザーインテリアとレッド/ブラックのソフトトップがオーダーされた。このワンオフモデルは、大規模なプライベートコレクションから「SLR」を入手したイギリスのディーラー、DDクラシックス(DD CLASSICS)によって提供されている。最初の納車はスイスで行われた。
どうやら最初のオーナーは、そのユニークな「SLR」の姿を楽しむあまり、626馬力のロードスターを運転することをすっかり忘れてしまったようだ。15年前の車の走行距離がわずか98kmというのは、他に説明がつかない。 歴史を簡単に説明しよう: 1999年に発表されたコンセプトカー「ビジョンSLR」に続き、2003年にメルセデスとマクラーレンの共同プロジェクトとしてスーパースポーツカーの市販バージョンが登場した。当時、メルセデスはマクラーレンの株式の40%を所有していたため、新型「SLR」の開発にはシナジー効果が発揮された。メルセデスがデザインを担当し、AMGがエンジンを提供し、マクラーレンが開発と生産全体を担当した。「SLR」は英国ウォーキングのマクラーレンで製造された。