無登録FX投資勧誘疑い 営業員10人書類送検へ
国に無登録で外国為替証拠金取引(FX)への投資を勧誘したとして、福岡など6府県の合同捜査本部は、13日に金融商品取引法違反の疑いで、シンガポールにある投資助言会社「スカイプレミアムインターナショナル」の営業員約10人を書類送検する方針を固めた。捜査関係者への取材で12日分かった。 捜査本部は2月、同容疑で最高経営責任者(CEO)斎藤篤史容疑者(45)ら幹部4人を逮捕。捜査関係者によると、斎藤容疑者らが全体を統括し、営業員らは末端で出資者を募っていた。 約570人の営業員がいたとみられる。約2万6千人から約1350億円を集め、金商法違反事件では過去最大規模の集金額とされる。