真田広之さん、米エミー賞で主演男優賞
米ドラマ「SHOGUN 将軍」で、真田広之さんがエミー賞の主演男優賞に輝いた。日本人初。
米テレビ界で最高の栄誉とされる第76回エミー賞の授賞式が2024年9月15日(現地時間)、米ロサンゼルスで開かれた。真田広之さんが主演、プロデュースした配信ドラマ「SHOGUN 将軍」で、真田さんが主演男優賞、アンナ・サワイさんが主演女優賞を獲得した。同賞の主要部門で日本人が受賞するのは初めて。先行して発表されていた技術系、美術系を含め、単一シーズンのドラマとしては歴代最多となる18冠を達成した。
「将軍」が受賞したエミー賞
・主演男優賞(真田広之さん)★ ・主演女優賞(アンナ・サワイさん)★ ・作品賞★ ・監督賞★ ・プロダクション・デザイン賞 ・ゲスト男優賞(ネスタ―・カーボネルさん) ・キャスティング賞 ・音響賞 ・撮影賞 ・サウンドミキシング賞 ・視覚効果賞 ・編集賞 ・スタントパフォーマンス賞 ・ヘアスタイリング賞 ・メインタイトルデザイン賞 ・メイクアップ賞 ・時代衣装賞 ・特殊メイクアップ賞 *★印は15日発表分 出所:emmys.com
最多22部門で25のノミネートを受けていた同作品は、監督賞、作品賞にも輝いた。助演男優賞には浅野忠信さんと平岳大さんが候補に挙がっていたが、ともに受賞はならなかった。 15日の主要部門に先立って発表されていた技術系、美術系の部門では、14部門で受賞していた。 同作品は米作家、ジェームズ・クラベル氏の小説を原作としており、戦国時代が舞台。真田さんは徳川家康がモデルの武将を演じている。 (「将軍」が受賞したエミー賞を追記、9月17日に更新しました。)