「娘のいる再婚」1年同居し慎重に選んだ40歳妻が”子連れの医師の夫”に抱く「疑惑」
ひとり親家庭(母子・父子家庭)は現在どれくらいいるのか。昭和27年から概ね5年に1度調査し、現在こども家庭庁が発表している「全国ひとり親世帯等調査結果報告」によると、令和3年度の母子家庭は119.5万世帯、父子家庭は14.9万世帯。前回の調査の平成28年度は計123.2万世帯、18.7万世帯で、やや減少している。ちなみに1993年の調査でのひとり親世帯は計94.7万世帯だ。ひとり親になった原因については、母子家庭の役8割と父子家庭の役7割が「離婚」(母子・79.5%、父子・69.7%)と回答している。 【写真】2458人の狼が「10代の少女たち」に群がる驚愕のドキュメンタリー ひとり親家庭がやや減少している理由は、ここ数年でマッチングアプリなど、出会いの機会が増加したことにもあるかもしれない。 しかし、「子連れの再婚」については、気にしなければならないこともある。家庭内性暴力だ。実際、内閣府が令和5年6月13日に発表した「こども・若者の性被害に関する状況等について」によれば、16歳~24歳の若年層のうち、4人に1人がなにかしらの性被害を受けているという。そして性交を含んだ暴力の2.4%が「育ての親・義理の親・親の交際相手」からによるものなのだ。 キャリア10年以上、3000件以上の調査実績がある私立探偵・山村佳子さんは「マッチングアプリなどで、ひとり親世帯の親同士の結婚が増えています。多くの家庭ではうまくいっているとは思いますが、新しい生活のストレスはあるのでしょう。その解消の一環として浮気をするケースもあります」と語る。彼女は離婚調査に定評がある「リッツ横浜探偵社」の代表だ。この連載は、調査だけでなく、調査後の依頼者のケアまで行う山村氏が見た、現代家族の肖像でもある。そして時代を強く反映している。GWに改めて注目を集めた事例をご紹介する第2回は「子連れ再婚」。 今回山村さんに相談をしてきたのは、30歳のときに夫の浮気で離婚を経験している40歳の女性。7年シングルマザーとして娘を育て、婚活をすることにして再婚をしたという。その再婚の経緯と、2年経ってわかったこととは……。 ---------- 山村佳子 私立探偵、夫婦カウンセラー、探偵。JADP認定 メンタル心理アドバイザー JADP認定 夫婦カウンセラー。神奈川県横浜市で生まれ育つ。フェリス女学院大学在学中から、探偵の仕事を開始。卒業後は化粧品メーカーなどに勤務。2013年に5年間の修行を経て、リッツ横浜探偵社を設立。豊富な調査とカウンセリングを持女性探偵として注目を集める。テレビやWEB連載など様々なメディアで活躍している。 リッツ横浜探偵社:https://ritztantei.com/ ----------