「彼らしい選択だ」“秘密”を守り抜いた大谷翔平の結婚発表に韓国メディアも感嘆「邪魔されたくないという気持ちの表れ」
日本球界が誇る天才によって提供された幸せの一報は、隣国でも小さくない話題となっている。 【動画】推定150mの超特大弾も! 絶好調の大谷翔平の打撃練習 世界を驚かせたのは、ドジャースに所属する大谷翔平の結婚だ。現地時間2月28日に自身のインスタグラムで電撃発表をした二刀流スターは、翌29日に記者取材を実施。そこで「他の全部をトータルで見た時にもちろん入る前が一番ベストじゃないかな」とあらためて報告した。 まさに時代の寵児と言えるスーパースターのロマンスには世界が注目した。日ごろはプライベートな情報を公にしないからこそ、それを聞き出せる場とあって、記者たちからも様々な質問が飛んだ。これに大谷は「皆さんがうるさいので(笑)」と黙秘するわけではなかったが、相手の詳細を求められた際には「言わなくていいかなと思ってるので。いたって普通の人というか、普通の日本人の人です」と答え、毅然と対応した。 家族のプライベートを守り抜いた姿勢は、海外でも好印象を与えたようだ。韓国の日刊紙『朝鮮日報』は、「全体として雰囲気というか、一緒にいて楽しいです」と二人の関係性を明かした大谷の言葉を伝えたうえで、「大谷の世界的な知名度を考えると、日本はもちろん、アメリカでも屋外でデートをするのはなかなか難しい。そうしたなかで慎重な対応は、普段から自分のプライベートの露出も控えてきた彼らしい選択だ」と称賛した。 パートナーの名前などの詳細も公表しなかった大谷の対応を「世界中に注目されることになる妻のためにも、最善の選択だ」と強調した同紙は、「大谷は『デコピン』という愛犬の名前ですら明かすことさえ慎重だった。今回の結婚公表を含め、デートなどの様子が目撃されたときの騒ぎを最小限に抑え、シーズンを邪魔されたくないという気持ちの表れだと伺える」と指摘。偉才と周囲の考えを慮った。 世界も評価した大谷のメディア対応。相手が誰なのかはSNSを中心に今後も話題となるだろうが、深い詮索は無粋と言えるのではないだろうか。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]