ジュニアトーナメントに未来のスピードスターがいた!100メートル走で陸上大会に出場
<「NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMICUP:四国 ILJr.8ー 2オイシックス 新潟Jr.>◇26日◇1回戦 明治神宮野球場◇ 【一覧】オイシックスjr.のベンチ入り選手 26日、NPB12球団ジュニアトーナメントが開幕。明治神宮野球場の第3試合では、招 待チームの四国アイランドリーグplusジュニアが、オイシックス新潟Jr.との初出場対決を 制し、初戦を白星で飾った。敗れたオイシックス新潟Jr.だが、将来、高校球界で活躍するかもしれない有望な逸材がいた。それが和田 千輝(6年)だ。登録では投手・内野手・外野手となっている和田は1番センターでスタメン出場した。第1打席は三ゴロに終わったが、第2打席では左中間を破る三塁打を放った。目についたのはスピード感だ。あっという間に三塁に到達した。和田曰く足には自信があり、100メートル走のタイムは12秒7で、俊足ぶりを買われて陸上の大会に出ており、学校の運動会では殆どが1位だという。 リリーフとしてもマウンドに挙がり、110キロ中盤の速球を投げ込んだ。155センチ43キロと小柄ではあるが、身体能力は抜群だ。和田の素質の高さについて元プロの山口祥吾監督(ロッテ)も評価する。 「身体能力は非常に高いので、足もすごく速いですし、今日はセンターを守っていましたが、ショートもできますし、投手では失点しましたが、練習試合ではかなり良い投球をしていたので、競った場面で投げさせました。これから身長が大きくなっていけば、プロ野球選手になれる可能性はあると思います」 そんな和田が憧れる選手は門脇誠内野手(巨人)。華麗な守備に惹かれたという。将来は強豪校に進んで、甲子園出場、そしてプロ野球選手になる夢を持っている。いつか多くの人が絶賛するスピードスターになっているかもしれない。