MONO NO AWAREと「この世は戦う価値がある」がコラボ、重要シーンを実写とマンガで再現
MONO NO AWAREの楽曲「忘れる」とこだまはつみによるマンガ「この世は戦う価値がある」のコラボミュージックビデオがYouTubeで公開された。 【動画】実写×マンガでの再現だけでなく、印象的なセリフの引用にも注目。 「忘れる」は6月にリリースされた最新アルバム「ザ・ビュッフェ」に収められている、過去と向き合いながらありのままの自分でいることの難しさや、忘れることで前進していく日常を描写したナンバー。一方「この世は戦う価値がある」は週刊ビッグコミックスピリッツで連載中のマンガで、他人に尽くし続ける“限界OL”伊東紀理が人生を総決算するために奔走する姿が描かれている。 コラボMVはMONO NO AWAREの友人である映像作家・元が監督を担当。「この世は戦う価値がある」の重要なシーンとリンクした場所で撮影が行われ、実写映像にマンガ内のさまざまな絵やセリフを盛り込んだ作品に仕上がっている。 ■ 玉置周啓(MONO NO AWARE)コメント 「変わったんじゃなくて昔の伊東に戻ったんだよ」 作中最も感銘を受けた台詞だが、そのとき主人公の伊東紀理は忘れていた自分を思い出す。 いつも不思議なのは、忘れるときは独りだが、思い出すときは誰かといることだ。 戦いはたいがい孤独に描かれるが、そう思っているのは本人だけで、じつは誰かに寄り添われている。そう信じたくなる漫画作品を、信頼する友人・元くんがビデオにしてくれました。 ■ こだまはつみ コメント 2019年、当時まだお餅のような末っ子と何気なく観ていたNHKみんなのうたで「かむかもしかもにどもかも!」に出会い、それから「ゾッコン」にぞっこんだった自分の漫画がまさかこんな幸せな形になるなんて。嬉しすぎてまだ夢の可能性も否めないのでMV毎日再生します。ラストの景色は何度見ても胸が熱くなります。