《事務》を学ぶ漫画、なぜ話題? 坂口恭平が実践する夢を現実にするたった一つの技術
2024年5月16日に発売された坂口恭平(原作)・道草晴子(漫画)による『生きのびるための事務』(マガジンハウス)が、大きな話題を呼び、重版が決定した。 【写真】事務ってめちゃくちゃ大事!『生きのびるための事務』中面 『生きのびるための事務』は、夢を実現するための重要な技術である「事務」について、原作者で、作家・建築家・画家・音楽家・「いのっちの電話」相談員として多方面で活躍する坂口恭平が実践した方法を、漫画家の道草晴子がコミカライズした作品。芸術家やクリエイターなど、どんなに才能があっても、「事務」を怠ることなく実践することが重要であることを、わかりやすく漫画で表現している。 “自分に自信がない” “やりたいことが続かない” “悩んで行動に移せない” 足らないことは《事務》でした。 本書では、坂口が若い頃に出会った優秀な事務員・ジムとの対話を通じて、事務作業の秘訣を学ぶことができる。自分に自信がない、やりたいことが続かない、悩んで行動に移せない――そんな悩みは、「事務」が足りないことに原因があるかもしれない。 坂口恭平は「事務のことを考えることは、本当にやりたいことを実現するための方法である」と、道草晴子は、「夢を形にしたいたくさんの人々のお守りのような本になればいいな」とコメントしている。『生きのびるための事務』を読んで、技術としての事務を身につけてみてはいかがだろう。
リアルサウンド ブック編集部