支持率低下は「危機感持つべき」、総理の総裁選出馬は「どちらとも何とも」…岸田総理の"側近"木原誠二幹事長代理に聞く【国会トークフロントライン】
■岸田総理は総裁選に? "側近"としては…「どちらとも何ともわからない」 ーー国会も閉会して、この後は解散するんじゃないかという声も出ています。 自民・木原誠二幹事長代理: 解散のことはわたしに聞かれても本当に答えられないので、総理がおっしゃってることに尽きると思います。総理は「先送りできない課題をしっかり一つずつやって結果を出していく」とおっしゃってますから、それに尽きるかなというふうに思います。 ーー評論家によっては、総理は既に「総裁選には出ない」と思っていると側近から聞いた、という人もいます。 自民・木原幹事長代理: 私のところからは、どちらとも何ともよくわかりません。ただ今申し上げた課題をしっかり一つ一つ取り組んで結果を出していくっていう強い意志は感じていますけれども、それ以上のことは、現時点で特に私は感じていません。 ーー菅前総理は「新しいリーダーを選ぶべき」とオープンに言っています。田村政調会長代行は「『けなしあい』では自民党自身の評価が落ちる」とも。 自民・木原幹事長代理: 自民党はオープンな場ですから。政治家になって20年、私自身も常に言いたいときは言わせていただいてきましたから、それぞれの方が自由にお話しされるのは、自民党らしいと言えば自民党らしいかなと、私はそう思っています。これはバランスじゃないでしょうか。これで意見が何もなければ、おそらく今度は「自民党というところは意見の出ないところだね」「今の現状に対する声は何も出ないのか」と言ってまた批判があるんだろうというふうに思いますから。なので、そんなに目くじら立てることはないかなと思います。 ーー総裁選で再選されるためには、やっぱり支持率っていうのはすごく大きいですよね。「10%台」というところもあります。 自民・木原幹事長代理: 中には「一喜一憂すべきじゃない」という方もおられるけど、やっぱり支持率っていうのは「一喜一憂すべき」もので。政治をやってる以上、国民の皆さんにどう受け止めていただくかってのは非常に重要だと思いますから。支持率が十分でないというか、低いということについては危機感を持つべきだし、一喜一憂すべきだと思っています。