お盆に帰省した際、親から「屋根を直すように業者に言われた」と聞きました。費用は「55万円」らしいですが、最近そういう“詐欺”も増えているんですよね? 依頼して大丈夫なのでしょうか…?
リフォーム詐欺にあってしまったときの対処法
気をつけていても、言葉巧みにせまられて悪徳なリフォーム業者と契約を結んでしまうことがあるかもしれません。そのようなときは次のような対応を取りましょう。 ■クーリング・オフを利用して契約を解除する 訪問販売であれば、特定商取引法に基づく「クーリング・オフ」という制度を利用して契約を解除できます。この制度は、契約書を受け取った日から8日以内という期日が決まっていますが、書面またはメールなどで申し出ることで、無条件で契約を解除できます。 ■相談窓口に連絡する クーリング・オフが使えない場合でも、不当な勧誘によって締結させられた契約は取り消しできる可能性があります。うそを言われた、不利になることの説明がなかった、お願いしても帰ってくれなかったなどの事情がある場合には、消費生活センターや住まいるダイヤルといった相談窓口に連絡しましょう。
リフォーム詐欺に注意して大切な資産を守ろう
リフォーム費用は大きな出費の1つです。リフォーム詐欺がこの数年増えていますが、自分はもちろん、親や親戚など大事な人が詐欺被害にあわないように本記事で紹介したポイントを意識して落ち着いて対処することで、大切な資産を守りましょう。 出典 独立行政法人国民生活センター 訪問販売によるリフォーム工事・点検商法 独立行政法人国民生活センター 屋根工事の点検商法のトラブルが増えています-典型的な勧誘トークを知っておくことで防げます!- 株式会社屋根雨漏りのお医者さん 屋根修理、いくらかかる?費用相場と賢い修理方法を徹底解説 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部