2月新派喜劇公演「三婆」 水谷八重子、波乃久里子、渡辺えりが共演「アドリブもすごい」
松竹創業130周年、新橋演舞場100周年を記念して新派喜劇公演「三婆」(原作・有吉佐和子)が東京・新橋演舞場(2月1~9日)と京都・南座(同13~24日)で上演。愛人の駒代を水谷八重子、本妻の松子を波乃久里子、義妹のタキを渡辺えりが演じる。 昨年末に開かれた記者懇談会で、水谷は演舞場や南座の舞台に立てることを喜びつつ「胸ばかりいっぱいじゃ仕方がない。まずは客席がいっぱいでないと私たちの存在意義がない」と気を引き締めた。 波乃は「人間の怖さや弱さ、そして最後は一人では生きていけないことを描いた、とてもいい作品」と紹介。渡辺は「舞台の上では本当に2人(水谷、波乃)が家族、姉妹のような感じでその場のアドリブもすごいし、そのコンビネーションに憧れている」と語った。 問い合わせは、チケットホン松竹(0570・000・489)。