巨人2年目外野手が2軍降格後初の長打 阿部監督の“課題”クリアへ手応え
◆イースタン・リーグ 巨人0―1楽天(6日・ジャイアンツ) 巨人の萩尾匡也外野手(23)が6日、2軍降格後初の長打を放った。イースタン・楽天戦に「4番・DH」で先発し、4回先頭で2ストライクから津留崎の直球を右中間二塁打とした。2年目の今季は開幕1軍入りを果たし、プロ初アーチも記録。5月は月間打率1割台と苦しみ、同30日に2軍降格となったが「直球をセンターに打ち返しながら、浮いた変化球を打ちにいくことがテーマ。やりたいことはできている」と再昇格への手応えをにじませた。 【写真】左は殿馬打法、右は神主打法の二刀流で支配下目指す 5月の低迷の理由として、配球を考えすぎて迷いが生じたことなどを挙げ、3、4月の好調を支えた感覚を再び取り戻すべくテーマを絞った。阿部監督からは「直球を待って、変化球を打つ感覚をもう一回作り直してこい」と課題を与えられ、「それがまたできてくれば状態が戻ってくると思う。中堅、右翼方向にもいい打球が出ているので、もっと精度を上げていきたい」と意気込んだ。(小島 和之)
報知新聞社