新年の抱負はこの方法で続く!神経科学者が教える習慣づくり
毎日瞑想をする、寝る前に感謝する、週3でジムへ行く。あなたの2024年の目標が何であっても、好ましい結果を生み出すのは「習慣」であることを覚えておいて。 【写真】100歳まで生きた人に聞く、「ライフスタイルと食生活」の大切な15の習慣 習慣を味方に付ければ、立ち消えになりがちな新年の目標が達成にグッと近づく。そこで今回は、2024年5月に新著『Rewire』を発売予定の神経科学者ニコル・ヴィグノラ博士が行動をする具体的な方法を教えてくれた。イギリス版ウィメンズヘルスから見ていこう。
モチベーションは下がるものであることを知っておく
土曜日朝のヨガ教室に毎週必ず参加するという目標を立てた直後は、やる気満々で最初のセッションが待ちきれないかもしれないけれど、その感覚は恐らく数週間で薄れてくる。 「私たちはモチベーションを当てにしすぎています」とヴィグノラ博士。「モチベーションは特定の目標に向かって突き進むために必要なツールですが、時間と共に下がってきます。そのときは自分の規律を当てにするしかありません」 ヴィグノラ博士によると、モチベーションだけに頼っていいると、そのうちヨガマットを持ってスタジオへ行く気が失せてしまう。だから、モチベーションだけに頼るのは絶対やめたほうがいいということを知っているだけでも大違い。 自分自身を駆り立てなければならないときや、ヨガ用の服に着替えて家を出るだけでも大変なときは遅かれ早かれやってくることを覚えておいて。
質よりも一貫性を重視する
習慣の構築にあたっては「のっけから頑張りすぎるのではなく、一貫性を重視しましょう」とヴィグノラ博士。「1月に、今年は週5回ジムへ行く、特定の食事法をする、毎日瞑想をすると言うのは簡単ですが、それを全部習慣にするためにはかなりの気力が必要です」。実際、あなたがそこまでする可能性は極めて低い。少なくとも全部一気には難しい。 ヴィグノラ博士のアドバイスは“現実的”な目標を立てること。「ジムも週5回という高尚な目標ではなく、週3回という現実的な目標にしてみては? 6カ月後も続けていられると思うことにコミットしましょう」