MBSニュース

夏休みの昼下がり、大阪・心斎橋筋商店街のジュエリーショップで起きた”強盗殺人未遂事件”。盗まれたのは販売価格6000万円を超える高級時計。逃げる男の姿を目撃した人たちがいました。 【画像を見る】観光客や買い物客で混雑する大阪・心斎橋筋　警察官が集まって捜査する様子

◆犯人の姿を目撃した・・周辺の声

事件のあった、大阪市中央区の心斎橋筋商店街は、平日の午後も買い物客や外国人観光客が多く歩いている場所です。 周辺で話を聞くと、逃げる男の姿を目撃した人もいました。 「右手にたぶんナイフをもっていたかなという感じです。人通りが多いので、あれ、ホンマにナイフ、え？え？となって、普通のナイフというか、包丁のような感じに見えました、結構ダッシュしていたのでわからないですけど」 その特徴についても話します。 「男性で、身長も高くて、ガタイもでかいって感じです。髪型はスキンヘッド。全然顔も隠していないです、国籍はわからないです。」

警察や消防によりますと午後1時40分ごろ、「高級時計を見せてほしい」と言ってきた男に、店員が時計を見せたところ、突然、男が刃物を突き付けて時計を奪い、逃げようとしました。男はたちふさがった店員の腹部を刃物で刺し、逃走したということです。 刺されたのは30歳くらいの男性店員で、病院に搬送されて意識不明だということです。 また、奪われた時計は販売価格約6280万円相当の高級時計1点だということです。 警察は、男は大柄で年齢は40代から50代くらいとみられ、スキンヘッドで白マスク、白のTシャツにハーフパンツの姿で、東に徒歩で逃走したとみて、行方を追っていましたが、午後4時過ぎ関西空港で逮捕されました。