マルコ博士「ユウキとどこまで戦えるのか」今季終盤6レースに参戦、ローソンは対角田裕毅が評価基準と明言|F1
そしてマルコ博士は新世代ドライバーたちの台頭に目を細める。 「若者の採用はやはりリターンが楽しみだ。もちろん少しリスクはあるものだが、今の若手はしっかり自身で問題に対処できるし、それだけの価値がある」 「下部年代の階段を登った後、グランプリカーで自分自身の力を証明する機会を彼らにはもっと与える必要があると思う。基本的にそのコストが高いという事情もあるが、そのチャンスが少ないのが現状だ。カートからスタートとなり、すべてのクラスにこの問題は言えること。FIA(国際自動車連盟)もどうすればコストをコントロールできるのか、大きく取り組むべき課題だと思うね」 マルコ博士が語ったように、ローソンとしては終盤6レースで、僚友角田よりも明確な結果を示すことが求められる。もし物足りないパフォーマンスだった場合は、レッドブルジュニアの異なるドライバーである岩佐やアジャが、今後VCARBのシートを獲得するという展開があるかもしれない。 角田にとっては逆であり、4年目の古株として対ローソンで大きなアドバンテージを示し、チームに恩返しをする必要がありそうだ。