ABCテレビ

　自身が顧問を務める野球部の部員のかばんを通勤用バイクで繰り返しひいたなどとして、大阪府立高校の男性教師が停職３ヵ月の懲戒処分を受けました。 　府教育庁によりますと、処分されたのは府立高校に務める３８歳の男性教師です。 　２０２０年に野球部の練習中、男子部員に対して「消えろ、野球を辞めろ」などと暴言を吐いたほか、翌２０２１年には、グラウンドに隣接する道路わきにあった別の男子部員のかばんを、通勤用バイクでひいたということです。 　さらに２０２２年春から年末までの間に、教室で女子生徒に対して、パソコンのマウスを持つ生徒の手の上から自身の手を重ねたり、頭をなでたりするセクハラ行為をしたといいます。 　男性教師は動機について、かばんをひく行為は「冗談のつもりだった」、セクハラ行為は「生徒と仲良くする、励ますつもりだった」などと話しているといいます。 　また今年１０月にＪＲ大阪駅のエスカレーターで、２０代女性のスカート内に自身のスマートフォンを差し込んで盗撮したなどとして、府立高校の２９歳の男性教師も停職６ヵ月の懲戒処分とされました。 　府教育庁は「信用と信頼を失墜するものであり、深くお詫び申し上げる」とコメントしています。