「こんな奴、すぐに代えろ!」ファンから怒号も。鎌田大地が苦しい現状に吐露した本音。不調パレスがフィジカルサッカーに移行で「すごく難しい…」【現地発】
「良いサッカーはとは言えないと思いますけど…」
2024年の最終戦後。寒空の中で囲み取材に応じた鎌田は、記者の「クリスタル・パレスへ移籍してからの6か月を振り返って」という質問に対して、次のように答えている。 「チームとして、すごく難しいスタートを切った。それで、サッカーは良いとは言えないと思いますけど、それでもやっぱり自力で勝点を重ねていった。去年の後半戦がすごく良かったんで、注目度も高かったと思いますけど、ただやっぱり、こういう風に勝点取っていくのが本来のパレス。スタートが難しかった部分はありますけど、チームとして、立て直せたのは良かったと思います。自分もこのサッカーで、自分の居場所っていうのを見出さないと、なかなか難しいなと思うんで。すごく色々学びになる半年なりました。いい経験はできているとは思います」 そして自身の置かれる立場、今後はどのようにパレスで成功を掴むべきかにも触れた。 「(自分の良さを出すのが)すごく難しいなと思いますけど、守備の部分で行くタイミングとか、自分が狙った場所でボールが取れるとかっていうのは、最初来た時よりも良くなってると思う。またファウルの基準とかそういうのも違うので、身体の当て方だったり、フィジカル能力がやっぱ高い選手がすごい多いので、ボールの置き所だったりっていうのは、多少やっぱりほかのリーグとかとまた少し変えてアジャストしていかないとダメだなと思う。ロングボールに対して自分がヘディング、競り勝つとか、そういう、なんか裏に抜けてキーパーと1対1になるようなことは自分のスタイルではなかなか難しいんで。色々模索していかないとなっていう風に思います」 グラスナー監督は、今後の鎌田に期待している。以前のコラムでも触れたとおり、リーグ杯のアーセナル戦後の記者会見では、「ダイチは、我々がどのようにプレーをしたいか分かっている。もちろんフィジカルなプレミアリーグに適応しなくてはならず、それは分かっていたこと。だから私は焦ってはいないし、今後はどんどん(パフォーマンスが)向上していくだろう」と話している。 背番号18にとっての2024年は、特にイングランドにやってきてからの半年間は、もどかしさばかりが募った。しかし2025年には、新しい年を迎えて心機一転、躍動する28歳の姿が見られることを願いたい。 取材・文●松澤浩三
【関連記事】
- 「こいつは人間じゃない」主将への裏切り? ソン・フンミンの“PK癖”を味方GKに指示→失敗に追い込んだ韓国代表FWに母国ファンから痛烈批判!「同じ仲間なのに、失望した」
- 「エンドウの多才さはチームの生命線だ」遠藤航の獲得にプレミア8位クラブが動くも…リバプール地元メディアは“計り知れない重要性”を熱弁!「売却は間違い」「汚れ仕事を喜んで引き受ける貴重な存在」
- 【画像】9頭身の超絶ボディ! 韓国チア界が誇る“女神”アン・ジヒョンの魅惑ショットを一挙チェック!
- 「日本のキングが低迷」久保建英の市場価値激減、“トップ陥落”にアジア衝撃!「16億円も消えた」
- 「ミトマが登場すると本当に苦戦した」なぜ後半から出てくるんだ!途中出場でイングランド代表DFを翻弄した三笘薫に敵の地元メディアも脱帽!「ラスト30分で脅威となった」