公園にうさぎが90羽…!保険の契約数は6年で8倍にまで急増 年々高まるウサギ人気の理由は
■年に約80羽が新たな家族のもとへ うさぎの専門店「らら・らぱん」は2016年から アルビス高岡中田店で営業し、去年11月、高岡市下麻生に独立店舗をオープン。 店長の稲葉さんは、大のうさぎ好きが高じて、その魅力を伝えたいと店を開いたと言います。 らら・らぱん 稲葉江梨子店長:「名前を呼ぶと走ってきたり、ちょこちょこっとついてきてくれたり、魅力がたくさんある動物でして」 こちらの店でも、うさぎを購入する人は年々増加していて、去年はおよそ80羽のうさぎが新しい家族のもとへ。 人気が高まる理由は… ■散歩やシャンプーの必要がない 理由は様々ありますが、人気の理由のひとつは「育てやすさ」にあるといいます。 らら・らぱん 稲葉江梨子店長:「体臭もないですし、シャンプーや予防接種も必要ないですし、お散歩もそんなに必要ないので。お世話も楽ですし、飼いやすいかなということで見に来られるお客さんが多いです」 さらに、コロナ禍の巣ごもり需要によるペットブームが後押しになりました。 2020年にうさぎを購入:「コロナ禍で、妻が『さみしいな』って言うものだから。じゃあぜひ買ってみようかなと思って。子どもみたいなもんでね、メロメロです」 ■深刻化するうさぎの飼育放棄問題 飼い主たちを虜にするうさぎ。 うさぎは人気が高まる一方で、最近は飼育放棄が全国的に問題となっています。 高岡市で動物保護を行うピース・アニマルズ・ホームでは、毎年で15~20羽ほどのうさぎを保護しているといいます。 また、兵庫県宝塚市でウサギの保護や飼育の啓発に取り組む一般社団法人WILL&LOUISでは、多い年は40羽ほどを保護。 ただ、施設の大きさなどから保護できないこともあるほか、遺棄や放棄された数は「保護された数」には含まれず、実際はもっと深刻化しているということです。 飼育放棄にいたる理由には、繁殖力が強いことから多頭飼育崩壊に陥ることや。詳しい知識を持たず購入することで「想像と違った」となってしまうことなどがあります。
うさぎに限らず、責任を持ち、正しい知識を入れたうえで家族に迎え入れるようにしましょう。
チューリップテレビ
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