今のセリエAの看板プレイヤーと言える実力者

インテルでプレイするラウタロ photo/Getty Images

イタリア・セリエAのクラブがチャンピオンズリーグを制したのは2009-10シーズンのインテルが最後となっており、近年はイングランド勢とスペイン勢に差をつけられているところがある。 今季はミラン、ユヴェントス、ナポリといった名門で指揮官交代が起きており、まだ安定感を欠いている。欧州のトップクラブに対抗できるのは、シモーネ・インザーギ率いるインテルくらいだろうか。 伊『Gazzetta dello Sport』にて、元イタリア代表DFファビオ・カンナバーロ氏はインテルFWラウタロ・マルティネスだけが、レアル・マドリードかマンチェスター・シティでプレイできる唯一のセリエAプレイヤーと語っている。 「ラウタロの実力に疑問はない。彼は今夏にアルゼンチン代表でコパ・アメリカも制したし、常に違いを生み出している。セリエA、そしてインテルが彼を手放さないことを望んでいる。マンチェスター・シティ、レアル・マドリードでプレイできるセリエAの選手を思い浮かべる時、私の中には彼しか出てこない。おそらく他にはいないだろう」 ラウタロは昨季セリエA得点王のタイトルも獲得しており、ワールドクラスのストライカーで間違いない。今のインテルのリーダーでもあり、絶対の柱だ。今季のチャンピオンズリーグでインテルが頂点を狙うならば、ラウタロの爆発が欠かせない。