荒井優希 22日の防衛戦に意気込み「SKE48を引き連れて海外に行くぞという強い気持ちを持って」
「プロレス・東京女子」(22日、幕張メッセ) インターナショナル・プリンセス選手権試合の調印式が13日夜、東京・神田明神文化交流館で行われ、SKE48のメンバーで王者の荒井優希、挑戦者の宮本もかが出席した。 宮本は学生時代に日本文化を学んだり空手をやったりして「和の心を大切にして生きてきました」と前置きし、「鴻臚館という技は初めてインターナショナルのベルトにチャレンジした時に作った技で、平安京の外交施設に由来しています。コスチュームも和を取り入れていて、大和なでしこらしさをもっと世界に発信していきたいので、ベルトを絶対に取って、世界に発信していきたい」と意気込み。 シングル初対決では敗れているとあって「シングルは3年ぶり2回目で、すごい楽しみだし、切磋琢磨(せっさたくま)してきたので、絶対に負けたくない気持ちが強い。ここでリベンジしたい」と述べた。 前回、同世代の遠藤有栖を相手に防衛した荒井は「同世代の選手とタイトルマッチで闘えることがうれしいし、同世代だからこそ感じる悔しい気持ち、負けたくない気持ちがあると前回の試合で感じました。幕張メッセという大きい大会で、この2人でベルトを争えることはうれしい」と宮本の挑戦を歓迎した。 宮本については「私のプロレス人生にとってかかせない存在。1年目、何を目標にしていいかわからない時、もかさんに勝ちたいという目標ができて、練習であったり試合であったり、たくさんぶつからせてもらって、私を強くしてくれた選手の一人。今のもかさんとシングルマッチがしたいと思っていたので、すごくうれしい」とコメント。 「もかさんがベルトを巻く姿は見たいけど、今回は死守します。自分はまだ日本でしか試合ができてないので、海外でも闘っていきたいですし、SKE48も海外に向けて頑張っていきたいので、SKE48を引き連れて海外に行くぞという強い気持ちを持ってもかさんから防衛できたら」と防衛を誓った。 幕張メッセにはSKEで何度も出演してきたとあって「アットホームな居心地のいい場所になるのではないかなと思ってて。新しい会場だとソワソワしたりとかあるけど幕張メッセに対してはないし、プロレス会場になる時にどういう感じになるのか楽しみな気持ちでいっぱい」と、ホームの余裕もチラリ。防衛に成功すれば同王座の最多防衛記録を更新することになるため、「一回一回積み重ねてきたものなので誇りに思いたいし、最多になると記録に残りますし。記録だけでなく記憶に残る試合にしていきたい」と、名勝負での樹立を誓っていた。