井岡一翔が見た“井上尚弥の衝撃ダウンシーン”倒れたことは誰が見てもサプライズ…
WBA世界スーパーフライ級王者の井岡一翔(35=志成)が20日、ABEMAボクシングチャンネルでTKO木下隆行(52)と生配信。世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)についての視聴者質問に答えた。 【写真あり】世界中だ衝撃を受けた井上尚弥のダウンシーン 7月7日に東京・両国国技館でIBF同級王者のフェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)と2団体王座統一戦を行う井岡。6日に東京ドームで行われたスーパーバンタム級の4団体防衛戦で第1ラウンドに挑戦者・ネリの左フックでダウンを喫した井上尚弥について質問された。 井岡は「倒れたことは誰が見てもサプライズ」とした上で、「でも紙一重なんで井上選手がいつも通り(1ラウンド目)に倒してもおかしくはなかった」と問題のシーンを振り返った。 井岡は「紙一重で起こってからどうするか」と指摘した。 「井上選手のカウント8まで待って立ち上がってからの動き方とか、それが凄かった」とプロのリングで初ダウンにも関わらず落ち着いた対応を称賛した。 ダウンも「ネリ選手のパンチを受けた方向に倒れた。耐えてその場に崩れ落ちると効いてしまう」と衝撃を逃がしてダメージを最小限に抑えていたと指摘した。 井岡自身、リングででんぐり返しして目を回してから立ち上がってシャドーボクシングする練習などで不足の事態に備えているという。 井岡は井上尚弥の衝撃的なダウンの中にあらゆる事態を想定した万全の準備を見いだしたようだ。