宮古総実がハッピーキャップを宮古病院に寄贈
宮古総合実業高校の生徒らが、がん患者に利用してほしいと手づくりの医療用タオル帽子=ハッピーキャップを宮古病院に贈りました。 ハッピーキャップを製作したのは、宮古総合実業高校のボランティア部と生活福祉課の生徒です。 生徒たちはがん患者の会や乳がん患者の会と協力して毎年、宮古病院にハッピーキャップを贈っていてことしで13年目となりました。ハッピーキャップは、45個でサイズや柄が選べるようになっていて生徒たちからのメッセージも添えられています。 贈呈式で、ボランティア部の吉田希部長は「ことしのハッピーキャップは去年よりも生地を厚くしてどの季節でも着用できるようにした。色も柄も増やしたので選ぶ時間も楽しんでほしい」とキャップを手渡しました。 宮古病院の仲田朝子副看護部長は「がん患者が直面する課題は身体的、精神的に負担が大きい。キャップは毎年好評で日常を少しでも明るく前向きに過ごす力となっている」と感謝していました。 宮古総実の生徒は「丁寧に頑張って作ったけどやはり少し難しかったです。元気になれば良いなと思って少しでも明るい気持ちになって欲しいです」と話していました。 宮古総実高校では、今後もこの取り組みを続けていきたいと話しています。