【バレー】日本戦後のコメント。ブラジル・ロザマリア「本当に悔しい。日本は、今まで戦ってきた試合の中でも特に拾ってきた」 VNL女子準決勝
バレーボールネーションズリーグ(VNL)2024女子ファイナルラウンドは22日、タイのバンコクで準決勝が行われ、日本(世界ランク7位)はブラジル(世界ランク1位)と対戦。日本がブラジルを3-2(26-24、20-25、25-21、22-25、15-12)で倒した。パリ五輪の組み分け抽選でブラジルとは同組の発表があったばかり。五輪本番前に土をつける、恰好の形となった。 ■ブラジルチームのコメント(TVグローボのインタビューより) ギマラエス監督:今まで何度も戦ってきましたが、その中でも日本が最も守備が良かった試合だったと思います。ブロックの本数はそれほどでもなかったと思いますが、多くのブロックタッチを取り、そこから多くのカウンターにつないでいったと思います。21番(和田由紀子選手)はとても効果的に点を取り、チームを助け、決定機に決めてきました。私たちはそれをブロックできませんでした。こちらはうまく守ることができませんでしたが、試合はとても濃い内容のある高いレベルのものでした。負けたのは悔しいですが、私たちは最後まで戦い、勝機を探っていました。 OPロザマリア:今は負けたばかりで、敗因を分析するのは難しいですし、何よりも悔しいです。日本との対戦はいつも本当に少しの差で勝敗が決まると思います。今日の日本は今まで戦った中でも特に拾ってきたと思います。私たちは戦い続けます。スポーツは挑戦し続けるものだと思っています。5セットの死闘で負けたのは、今日は私たちでした。今はもう、明日、銅メダルを取ることを考えています。 TV解説のナルベルト・ビッテンコート氏(元男子代表でアテネ五輪金メダリスト): ここ数年のバレーボールの試合の中で一番いい試合だった。素晴らしかった! 今年の大きな目標(パリ五輪での金メダル)に向かって、互いに学んで、足りない部分を補う練習の計画を練って、より進化していくのに最適なゲームだったと思う。パリ五輪に向け全力で頑張ろう!
唐木田 真里子
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