指名漏れから2年、山田健太(日本生命)ドラフト解禁年!投打ともに逸材揃い
昨年のドラフトで指名を受けた社会人選手は14人。24年の社会人のドラフト候補も投打ともに有力な選手が多い。 【一覧】24年社会人野球ドラフト候補 まず大きく注目されるのが、日本生命の山田 健太内野手(大阪桐蔭-立教大)がドラフト解禁年を迎えることだ。立教大時代は9本塁打を放った強打者として注目されたが、惜しくも指名漏れに終わり、日本生命で実力を磨いてきた。1年目は14試合で打率.351を記録。今季はさらに数字を伸ばすことができるか。 大阪ガスの髙波 寛生内野手(川越東-関西学院大)は188センチの大型内野手として注目され、11月開催の日本選手権でも活躍し、昨年12月に行われた台湾開催のウインターリーグのJABA選抜にも選出された。 投手では、昨年からドラフト候補として注目されていたシティライト岡山・稲葉 虎大投手(関西-東海学園大)、三菱重工West・竹田 祐投手(履正社高-明治大)、日本通運・平元 銀次郎(広陵-法政大)の3人に注目。稲葉は最速154キロを誇る速球派右腕、竹田は140キロ後半の速球、精度の高い変化球を操る本格派右腕、平元も150キロを超える速球で勝負する大型左腕として注目されており、公式戦で安定したパフォーマンスを1年通して発揮していきたい。 社会人の公式戦は3月開催のJABA東京スポニチ大会を皮切りに、各地で大会や公式戦が行われる。ドラフト候補に上がる選手たちは指名につながる活躍を見せることができるか。