BMSG TRAINEE RUI・TAIKI・KANON、袴姿で新年初インタビュー BE:FIRSTから受ける刺激、オーディションへの意気込みも
SKY-HI/日高光啓が2020年に設立し、日本の音楽シーンで存在感を強めている音楽事務所 BMSG。BE:FIRST、MAZZEL、Novel Core、Aile The Shotaなどの次世代を担うアーティストが続々活躍をしていく中、まだデビュー前の新しいスターの原石たちが所属するのがBMSG TRAINEEだ。 【画像】BMSG TRAINEE RUI・TAIKI・KANONの袴姿 BMSG TRAINEEには複数名の練習生が参加しているが、中でも『THE FIRST』に参加したRUIとTAIKI、『MISSION×2』に参加したKANONは先行して活動を行なっており、昨年は3人の連名で初のEP『Forked Road』をリリース。そのほかのTRAINEEも参加する形でショーケースイベント『BMSG TRAINEE SHOWCASE TOUR 2024』も開催し、2025年には3組目のボーイズグループ結成へ向けたオーディション『THE LAST PIECE』もスタートする。 リアルサウンドでは、TRAINEEを代表してRUI、TAIKI、KANONへメールインタビュー。お正月らしい袴姿のビジュアルと共に、2024年の振り返りから2025年の目標を答えてもらった。(編集部) ■BMSGに所属してよかったことは? ーー2024年はEP『Forked Road』のリリースや『BMSG TRAINEE SHOWCASE TOUR』など行っていましたが、みなさんにとってどんな一年になりましたか? RUI:まとめると本当に楽しかったですね! 楽しく音楽もできたし、楽しく生きられたので来年もさらに楽しい年にしたいと思います。 TAIKI:ツアーやライブ、楽曲制作など、新しいことに2024年で挑戦できたので時間が過ぎていくのが早かったです! 2023年にインプットしたものをアウトプットする年になりました。今高校2年生なんですが、1年生の時よりも2年の今年の方があっという間だったように感じています。 KANON:今年は去年よりファンの皆様とお会いする機会が増えて、その分人前に立つということの責任感と意識が変わったと思っていて成長できたと思います。来年はその経験を活かして、オーディションに挑みたいです。 ーーそもそもどのようなきっかけ、もしくは夢があって、アーティストになろうと決意したのでしょうか? RUI:小さい頃から歌うことが好きだったのがきっかけで、世界で通用するアーティストになろうと思っていました。影響を受けたアーティストで言うと、SEKAI NO OWARIさんや三浦大知さんですかね。 TAIKI:なろうと思ってなったというよりも、最初はお父さんがラップをやっていて、イベントに遊びに行ったときにノリでライブに出たのがきっかけで、そこから自然とラップに興味を持ち始めて音楽業界に入りました。 KANON:『THE FIRST』を見たことがきっかけですね。BMSGという会社の良さを知って、ここでアーティストを目指したいと思ってアーティストになることを決めました。 ーーみなさんはトレーニーとして日々どのようなトレーニングに励んでいるのでしょうか? TAIKI:レッスンはダンス、歌、演技、自主練。BMSGはどちらかというと、レッスンをする回数よりも自主的に練習する機会が多いです。そのおかげで個性が際立っていると感じます。 ーー直近で達成した課題、もしくはこれから打破すべき課題があれば教えてください。 RUI:最近はもっと毒をもった方がいいんじゃないかと思って……ちょっと意識してます。 TAIKI:僕は力強いダンスではなくて、セクシーや優しい雰囲気をもっと出せるようにしたくて。中性的な表現ができるように練習していきたいです! KANON:体全体で音楽を表現するという課題があります。踊らない曲をパフォーマンスするときにも、歌い方だけに意識がいって体を使えなかったりお客さんへの意識が薄れていくことがないように、もっと広い範囲に意識を向けられるようにしたいです! ーー「BMSGに所属して本当によかった!」と感じたことを教えてください。 RUI:音楽を自由に表現することって簡単そうで簡単じゃないんですが、それをBMSGではできるのでありがたいなと思います。 TAIKI:社長との距離感が近く、今現役で活躍しているアーティストとしても直接質問したりできるのがいいなと思ってます! KANON:1人1人をしっかりと社長がアーティストとして認めてくださっているからこそ、優劣がなく全員に対する愛を感じられているので、すごく温かい会社だなと思いながら日々活動しています。 ーー2023年4月3日にKANONさんがトレーニーに参加、そこから3人で多くの時間を過ごしてきたかと思います。出会った当初と印象が変わった、こういう一面があるのかという発見、リスペクトしているところなどを教えてください。 RUI:TAIKIは一個のことに集中できるのがすごいと思います。僕は他のことに目がいっちゃうから、誘惑されずに集中できるのがすごいですね。KANONは物事を冷静に見られるところがすごいと思ってます。 TAIKI:RUIは嘘をつかず、裏表もなく、なんでもはっきりしているところがいいと思います。KANONは俺らの意見をまとめてくれるから頼り甲斐があるなと思います。 KANON:RUIは自分の世界観をしっかり持っていて、TAIKIも言っていたとおり正直に生きているからこその音楽を作れていると思います。TAIKIは自分に真っ直ぐなので一度決めたことを貫き通すかっこよさがあると思います。 ■BE:FIRSTは「全部ちゃんと目標を叶えているのがすごい」 ーーBE:FIRSTは2024年に東京ドーム公演、来年にかけてドームツアーを開催します。事務所の看板として活動する彼らからはどんな刺激を受けていますか? RUI:歌とダンスが東京ドームでも映えるクオリティなのがすごいと思っています。違和感がないなって。 TAIKI:有言実行というか、全部ちゃんと目標を叶えているのがすごいと思うし、叶える速度がどんどん加速していっていると思います。 KANON:今の日本の音楽界隈で最前で活躍しているBE:FIRSTというグループが、同じ事務所の近い距離で活躍しているというのを見てるので、すごく日々の刺激にもなっていますし、自分たちもそのような存在にならないといけないなと常々思っております。 ーー2024年、いちばん聞いた楽曲やアーティストは何ですか? RUI:Teleさんの「初恋」です。309回再生してます。ほぼ10カ月間再生してます。 TAIKI:Chris Brownを一番聞きました! 楽曲でいうとLah PatとFlo Milliの「Rodeo」ですね! KANON:Michael Jacksonで、そんなに意識して聞いてたつもりはなかったんですけど、一番最初に音楽を好きになったきっかけがマイケルなので、必然的に聞いてたのかもしれません。アーティストでいうとChildish Gambinoです。おすすめです! ーー7月と8月には10人が新しくトレーニーとして公開されました。仲間が増えた中で、改めてそれぞれの強みを教えてください。 RUI:自分がよく聞いているジャンルがみんながよく聞いているジャンルと違うので、自分の音楽のバックグランドが他と違うところは自分の強みになるかなと思ってます。 TAIKI:ラップ、ダンス、歌全部できることです! KANON:アーティストになると決めてからの歴が浅いので、その分芸術的観点というよりかはリスナーのみなさんと同じような目線から音楽を見れていると思うので、共感されやすいような音楽性が強みだと思ってます。 ーー2025年はオーディション『THE LAST PIECE』が控えています。3人とも一度はオーディションでの悔しさを経験されているかと思いますが、このオーディションに対してはどんな想いを抱いていますか? RUI:『THE FIRST』は良い経験だったし、またオーディションに出させてもらえるこのタイミングで、経験を活かして新しいことにどんどん挑戦しようと思います。 TAIKI:周りをしっかり俯瞰で見られるようにしたいですね。オーディションに出るメンバーとして頑張ろうという立場というよりも、みんなで頑張る環境を作る存在になれたらと思っています。 KANON:自分のデビューに向けて必要なピースを見つけられるように、やることをやるだけだと思います! ーー2025年に達成したい目標をそれぞれ教えてください。 RUI:自分たちの歌がたくさんの人に聞かれることが大事だと思っているので、そのために自分たちが今までやってきたことを出し切りたいですね。世の中に自分たちのことを知っていってもらえたらと思っています。 TAIKI:日本語で世界で活躍したいです。 KANON:デビューをすることが当たり前になっている部分もあるかもしれないのですが、そもそもそれを当たり前と思わず、まずはデビューすることを目指して頑張りたいです!
リアルサウンド編集部