小1の壁を「早寝」で乗り越える! 新1年生が早寝スタートのベストタイミングって本当!?
入学を機に、必要な睡眠時間が減るわけではない
小学校に入学したとたん、それまで以上に朝起きられなくなり、夕方の機嫌が悪くなり、うまくいかないことが増えていったわが家の長女。 当時はその様子を見て、「慣れない場所にいると疲れるからなのかな?」と感じていました。確かに、それも一理あると思います。大人だって同じことが言えると思いますし……。 だから、しばらく続ければこのリズムに慣れるだろうと考えていたのですが、実際はその逆! 慣れるどころか、どんどん悪化。そしてついには、「学校に行きたくない」とまで言い出したのです。 これは一大事です。とにかく一刻も早く改善しないといけない……! そう考えて、わが子の様子をよく観察することから始めました。すると一日中疲れている様子があったり、ぼーっとする時間が長かったりと、「これはもしかして、寝不足なのかな?」と感じることが増えていったのです。 実際にそこから早く寝るように生活を改めたところ、これまであったような「朝起きられない」「朝ごはんが食べられない」「夕方にぐずる」など、当時抱えていた悩みは、ほぼ解消していきました。 当時の私は、大きな勘違いをしていました。小学生になったら、いきなりステップアップすると思い込んでいたのです。 でも実際には、小学生になったからといって、必要な睡眠時間がいきなり短くなるなんて、そんなことはありえないのです。そこから、早く起きる分、早く寝かせる必要があると考えるようになりました。
小学1年生は早寝スタートにベストなタイミングです!
早寝を心がけるようになって約4年。Instagramで早寝のコツなどをお伝えしていると、「いつ始めるのがいいと思いますか?」と聞かれることがあります。そんな時、私は必ず「いつだってベストタイミングですよ! 今が一番いいと思います!」と答えるようにしています。 子どもに早寝をさせるには、ママのやる気が一番大事なのでその答えで間違いないと確信しています。 しかしそれと同時に、小学校へ入学した新1年生は間違いなく早寝するべきタイミングであり、早寝がスタートしやすいタイミングでもあるとお伝えしたいです! 幼稚園児だった子は早起きになり、保育園児だった子はお昼寝がなくなります。つまり、どの子も睡眠不足になる可能性があるからです。 小学生で必要な睡眠時間は10時間程度だと言われています。新1年生なら11時間程度、必要な子も多いです。もしそれよりも少ない睡眠時間だとしたら、我が子と同じく睡眠不足に陥っている可能性があると思います。 『朝、すっと起きられない』『朝ごはんを食べる時間がない』そう感じている全国の新1年生に声を大にしてお伝えしたい! それは間違いなく睡眠不足です!! 早く寝るだけで、毎日ラクに過ごすことができるようになりますよ! 次回は、『こんなお悩みも全部、原因は睡眠不足だったの?』という内容でお届けします。ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。 【Profile】れーこ(@reikojitan) 小5、小2、年長の3姉妹の母。小学校教諭から専業主婦を経て、現在フリーランス。 『子どもの睡眠時間』と『ママの自分時間』の確保をすることで『子どももママも毎日ご機嫌』が叶うのではないか?と考え、3年前から19時消灯を実践。19時消灯のための時短術、小学校入学前後の情報、早寝早起きをすることのメリットをInstagramで発信中。