【高校野球】大院大高のプロ注目・今坂遊撃手に巨人・水野スカウト部長「高校生の中ではトップクラス」 30年ぶり春決勝へ
◆春季大阪府大会 ▽準決勝 大院大高3―2大商大高(11日・大阪シティ信用金庫スタジアム) 春季大阪府大会は準決勝が行われ、大院大高が大商大高との接戦を制し、春は1994年以来の決勝進出を決めた。 初回2死二塁に、4番・中山悠紀三塁手の左前適時打で先制。4回に逆転を許したが、5回2死一塁で荻野倖中堅手が左前適時打を放ち、同点に追い付いた。続く3番のプロ注目遊撃手・今坂幸暉主将(3年)の右越え適時二塁打で勝ち越し。最終回は2死二、三塁のピンチを招いたが、この1点を守り切った。 この日は、3球団のNPBスカウトが視察。巨人・水野スカウト部長は今坂について「走攻守でいい選手。高校生のショートではトップクラス」と評価した。 大院大高は、3日の4回戦で履正社に9―8でサヨナラ勝ち。6日の準々決勝では大阪桐蔭に2―1で逆転勝ちした。同一大会で履正社と大阪桐蔭を破ったのは、2009年夏の大阪大会で優勝したPL学園以来の快挙。快進撃でつかんだ30年ぶりの春決勝、94年はPL学園に4―1で敗れており、初優勝をかけて興国―東海大大阪仰星の勝者に挑む。
報知新聞社