アインシュタイン・稲田直樹（写真・時事通信）

　番組企画を装い、Instagramのダイレクトメッセージ（DM）で、一般女性に性的な画像を要求した疑惑が向けられている、お笑いコンビ「アインシュタイン」の稲田直樹。 【画像あり】コレコレのアインシュタイン稲田への“忠告” 　YouTuberの「コレコレ」が、稲田名義のInstagramからDMが届いたという女性の告発を受け、検証動画を配信したことで、今回の騒動が勃発した。 　稲田は、Xに《すっごい変な事に巻き込まれました。全く身に覚えがない》としていたが、その後、再度追及され、不正ログインによる“なりすまし行為”だ、と主張をあらためている。 　8月6日放送の『ラヴィット!』（TBS系）に生出演し、相席スタート・山添寛に「なりすましじゃないですよね？」とイジられるなど、稲田は芸能活動を通常どおり続けている。 「しかし、こうしたイジりの内容に、告発女性が“被害”を受けていることを考慮できていないとの批判がインターネット上では起きていました。 　また、稲田さんの主張には矛盾するところが多く感じられ、霜降り明星の粗品さんも自身のYouTubeチャンネルで『嘘つけ！』とツッコむほどです」（芸能記者） 　ただ、収録済みのためか、稲田の出演番組は続々とオンエアされている。 　8月9日に放送されたバラエティ番組『全力!脱力タイムズ』（フジテレビ系）にも稲田は出演。この日は、彼の出演に合わせて「アインシュタイン稲田直樹　恋人オーディション」と題した企画が実施された。 　しかし、女性に性的画像を要求した疑惑が現在進行形のなかで、このような内容が放送されたことで、X上では嫌悪感が露わにする声が噴出した。 《脱力タイムズ見ようと思ったら稲田やったで見るのやめた。現状の稲田では笑えん！》 《このタイミングで稲田の恋人オーディションはさすがにきつすぎないか、、、》 《全力脱力タイムズ、アインシュタインの稲田でてるやんけ。マジできしょい、もうみない》 　こういった状況に陥った要因は、稲田が不正ログインについて《警察に証拠は提出して相談してる》と主張したことにあるかもしれないと、前出の芸能記者が続ける。 「完全に疑いを晴らしたいのであれば、過去に不正ログインをされた形跡なるものを世に公開すれば済む話ですが、警察に捜査を委ねていると言っているのでは、それも勝手にできないでしょう。 　かといって、警察が捜査をしたとしても、いますぐ犯人がわかって、法的な措置が取られるとは思えません。かなり長く、この問題はくすぶることになると思われます」 　さらに、時期を同じくして、やす子への不適切発言騒動で大炎上したフワちゃんや、女子大生との“アパ密会”が報じられたKAT-TUNの中丸雄一など、不祥事や疑惑でメディア出演に“自粛”などの対応を見せた芸能人の動きが目立っていた。 「そういったこともあり、決定的な証拠も示せず、疑惑のまま逃げ回っている印象の稲田さんには、とくに厳しい視線が注がれています。 　さらに、粗品さんなど一部の芸人を除き、周囲がひたすら擁護している状況も、松本人志さんの件で吉本興業の多くの芸人が見せている対応に似ていると感じられてしまうのです」（同前） 　名前を取った発明家のように、起死回生の一手を“大発明”する必要があるか――。