<グランメゾン・パリ>木村拓哉主演「グランメゾン東京」が映画化 舞台はパリ、金髪の尾花が本場フランスで三つ星獲得に挑む 2024年冬公開(コメント全文)
木村拓哉さんが型破りな天才シェフを演じ、2019年にTBS系で放送された人気ドラマ「グランメゾン東京」が映画化され、今年冬に公開されることが6月7日、明らかになった。タイトルは「グランメゾン・パリ」で、フランス料理の本場パリが舞台となる。今年3月には現地パリで大規模なロケ撮影が行われた。木村さんをはじめ主要キャストは、日本語のせりふと同じくらいの量のフランス語せりふの芝居にも挑戦したという。木村さんの主演ドラマが映画化されるのは、2015年公開の「HERO」以来、約9年ぶり。 【写真特集】キムタクが金髪で! 鈴木京香らとパリで三つ星獲得へ ドラマのキャストが映画でも続投
「グランメゾン東京」は、黒岩勉さんが脚本、塚原あゆ子さんが演出を担当し、2019年に日曜劇場枠(日曜午後9時)で放送された人気ドラマ。パリにオープンさせた自分の店が二つ星を獲得するも、慢心が招いた重大な事件によって店も仲間もすべて失った天才シェフ・尾花夏樹(木村さん)が、女性シェフの早見倫子(鈴木京香さん)と出会い、かつての仲間たちと東京で世界最高の三つ星レストラン「グランメゾン東京」を作り上げようと奮闘する姿を描いた。最終回は尾花が世界に挑もうとしているシーンで締めくくられ、続編を望む声が多く寄せられていた。
今年1月には公式サイトと公式SNSで「グランメゾン・プロジェクト始動」と明かされ、3月に「グランメゾン東京」が三つ星を獲得した後を描く、スペシャルドラマが今年冬に放送されることが解禁された。
映画では、木村さん、鈴木さんをはじめ、沢村一樹さん、及川光博さん、「Kis-My-Ft2」の玉森裕太さん、寛一郎さん、吉谷彩子さん、中村アンさん、冨永愛さんら連続ドラマから出演しているキャストが再集結。脚本の黒岩さんと塚原監督のタッグも続投する。
また、映画では、実際に2020年、アジア人初となるフランスの三つ星を獲得した「Restaurant KEI」の小林圭シェフが料理監修を務める。異国のシェフが個人店で三つ星をとるのは奇跡ともいうべき栄誉で、現在でも、ミシュランガイド・フランスでのアジア人店舗の三つ星獲得は同店のみだという。木村さんはそんな小林シェフに敬意を込めて、自身も金髪にし、強い思いで撮影に臨んだ。