伊平屋ムーンライトマラソンの前夜祭を楽しむランナーら＝18日、伊平屋村

　「星の声援、月の伴走」をテーマに、第30回伊平屋ムーンライトマラソン（同実行委員会主催、琉球新報社共催）が19日、伊平屋村の友愛と健康の広場を発着点に実施される。18日に同広場で前夜祭が開かれ、参加者や住民らが交流を深めた。節目の大会を前に島の熱気は高まっている。 　フルマラソン（42・195キロ）に230人、ハーフマラソン（21・0975キロ）に677人の計907人がエントリーし、19日午後3時のフルマラソンの部を皮切りにスタートする。 　ランナーは伊平屋島の美しい田園風景と青い海のコントラストを見ながら島を駆け、時間の経過とともにオレンジ色に染まる空や海の色を楽しむ。日が暮れると、月明かりに照らされながら、ゴールを目指す。 　前夜祭は民謡歌手の仲宗根創さんが別名義で活動する「R∞2（ルーツ）」と、Yona Yuu、PLATYがフィーチャリングして楽曲を披露。元「やなわらばー」の石垣優さん、70～90年代のヒットロックを演奏するクアッドロックバンドが出演し、盛り上げた。

　今帰仁村運天港と伊平屋を結ぶフェリーは19～20日の乗船は要予約。大会当日の19日は時間を変更して運航、翌20日は伊平屋発の便を増便する。 　（玉寄光太）