宮崎美子、斎藤陣営のPR会社女性社長の行動に疑問符「対抗陣営による陰謀じゃないですか」
関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ!』に出演
俳優の宮崎美子が26日、関西テレビ『旬感LIVEとれたてっ!』(月~金曜午後1時50分)に出演。斎藤元彦氏が再選された17日投開票の兵庫県知事選について、同県のPR会社の女性社長がネットで「斎藤陣営で広報全般を任された」と投稿し、SNS戦略の企画立案を「私が監修者としてSNSを運用した」としたことで「斎藤知事側が報酬を払っていたら公職選挙法違反になるのでは」などと疑問が噴出している“騒動”についてコメントした。 【画像】斎藤知事との2ショットも…PR会社の女性社長による実際の投稿 番組では斎藤氏側は「ポスター制作などは依頼した」「SNSの運用などは斎藤陣営が主体でやった」とし、PR会社側と食い違うと紹介。MC・青木源太アナウンサーは「公職選挙法は主体性がどちらであったかが非常に重要なカギなんですね」と説明した。さらに、PR会社が「広報という仕事でした」としたのに対し、斎藤陣営は「ボランティアとして個人で参加してもらった」としているとした。 宮崎は「私がもし、ホントに候補者、政治家を純粋に応援しようと思ったら、後でこういう発言をしないんじゃないかと思うと、これは対抗陣営による陰謀じゃないですか」と発言。笑いが起きる中、MC青木アナが「と思うぐらい」と話し、ブラックマヨネーズ・吉田敬も「あの女性を担ぎ出して」と反応。宮崎は「と思うぐらい」と話しつつ、「不思議だなってちょっと思ってしまいます」と続けた。 斎藤知事はポスター制作を依頼し、制作費に約70万円支払ったことを認めている。同局の神崎博解説デスクは「70万円がポスター制作の費用だけなのか。SNSの運用まで任してた分も入っていれば違法性が問われる。選挙期間中のSNSの発信はボランティアでやる必要があるのに、女性の会社が業務として請け負って、対価をもらっていれば違法性がある」とされた。 また、青木アナが、女性社長の投稿の文面について「この女性なり、PR会社が主体性をもってやっているという印象を持つ人もいると思いますけれども」と話すと、吉田は「言い分が全部合うてるんであればね」と前置きし「ひょっとしたら(女性社長の)承認欲求がすごい強かったっていう可能性もあるし」と見解を披露。 青木アナは「今回の選挙は非常に影響力があって、全国的にも大きく報じられて、特に“斎藤陣営のSNS戦略がすごかった”と言われてる中で“これ私がやったんです”という人が出てきた」と称賛されていた状況に触れると、吉田は「本番直前に青木さんも『もし僕があの立場なら全部言ってしまうと思います』って」と暴露して笑わせた。 青木アナは「私たぶん、承認欲求すごいあるんで。“これやったの僕です”って言ってしまうかもしれないけど」と返した上で、「でも、それは公職選挙法だと絶対ダメなことだし。もしかしたら、その道のプロじゃなかったという部分があるのかもしれないですよね」と発言。「選挙プランナーがいて、一般的にはいろんな候補者の選挙戦略を考える人はいるじゃないですか。でも、それはあくまで選挙期間ではなくて、その前後の政策コンサルタントということでやってるわけですよね」と続けた。 神崎デスクは「公職選挙法は非常にややこしい。解釈がめちゃくちゃある」とした上で、「選挙に詳しいプランナーは“どれをやったらアウト”か分かってるが、もしかしたら(女性社長は)法律に詳しくなく、知らずに発信してしまった可能性はあると思いますね」とコメントした。
ENCOUNT編集部