【小倉記念】1点買いも妙味!「中京の魔術師」の影に隠れた名コンビ
8月11日(日)に開催される小倉記念(G3)。今年は変則開催により、中京で施行される夏の中距離ハンデ重賞です。 そして中京芝2000mと言えば、競馬ファンの間でまことしやかに囁かれているのが「中京の魔術師」のウワサ……すなわち、同コースにおいて驚くべき騎乗成績を誇る川田将雅騎手の存在です。 ▼川田将雅騎手「中京芝2000m」成績 全場[24-11-8-21] 連対率54.7% 複勝率67.2% 重賞[5-2-1-2] 連対率70.0% 複勝率80.0% (※過去3年) その凄まじさは数字が物語る通りで、近3年では60回以上の騎乗がありながらも連対率は5割超え。さらに重賞に限れば連対率は驚異の7割にまで到達します。 こうなっては、今回騎乗するリフレーミングを軽視するのは至難の業。近走の成績に目をつむってでも押さえる必要があるでしょう。 とはいえ、川田将雅騎手が中京で抜群の成績を残していることは周知の事実であり、人気は必然。本命の1点買いでも良いのですが、穴党の皆様にとっては少々面白みに欠けるのではないでしょうか。 そこでご紹介したいのが、もう一人の隠れたコース巧者。そのジョッキーとは……古川吉洋騎手です! 古川吉洋騎手の当コース成績は近3年で[1-4-0-16]連対率23.8%の数字。さすがに川田将雅騎手と比べると物足りなさを感じてしまいますが、実は連対率だけで見れば今回参戦を決めているジョッキーの中でもトップ3に入る(※騎乗数10回以上)のをご存じでしたか? 今年は重賞に計7回騎乗し、阪急杯では9番人気サンライズロナウドを3着。先月の函館記念では14番人気アウスヴァールを3着に導くなど好配当の立役者となっている同騎手。加えて今回騎乗のメモリーレゾンとは新馬戦からレースを共にしている名コンビです。 22年秋華賞では13番人気ながらも、ナミュールやスターズオンアースといった名だたるG1馬に次ぐ4着と大健闘を見せた人馬。おまけに快勝した前走の新潟牝馬ステークスから斤量1キロ減での出走が叶うとあっては、激走の期待は大きいでしょう。 先述したリフレーミングと共に、中京巧者同士の1点馬券も面白いかもしれません!
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