卓球・張本美和 兄・智和直伝「YGサーブ」で初の五輪へ 異名はダンシングクイーン!?
今年の7月26日に迫ったパリオリンピック開幕へ、日本人選手に“エールを送って盛り上げ”ていこうという「サンデーLIVE!!」スポーツの新コーナー題して「パリエエ~ルモリアゲ~ル」。選手たちにはパリオリンピックを盛り上げる「モリアゲ~ルポイント」を教えてもらいます。第23回は卓球女子団体の張本美和選手(16)です。古田敦也さんが話を聞きました。 【インタビューフル動画】張本美和 “YGサーブ”で兄・智和と挑むパリ五輪 卓球女子団体日本代表、張本美和選手(16)。今年4月のワールドカップでは世界ランク3位の中国選手に初勝利! 史上最年少で銅メダルを獲得しわずか2年で世界ランクを624位から7位(6月23日現在)へと上げました。そんな高校1年生 張本美和選手のモリアゲ~ルポイントとは?
■モリアゲ~ルポイント「YGサーブ」
張本美和選手 「YGサーブ」 古田さん 「YGってなんの略なんですか?」 張本美和選手 「Youg Generation」 古田さん 「ヤングジェネレーション?若い人たちが使うって意味ですか?もうちょっとほかに名前あったんちゃうかな」 張本美和選手 「本当にそうですよね」 90年代にヨーロッパの若い世代、ヤングジェネレーションが使っていたというのが「YGサーブ」です。逆横回転をかけるフォアサーブのことで特徴は 強烈な回転です。張本美和選手が放つ「YGサーブ」はなんと床に落ちてもぐるぐると回転しているんです。
■古田が体験 「YGサーブ」回転を生み出す秘訣は?
実際にこのYGサーブの効果を古田さんが体験しました。自信満々に打ち返そうとするも、強い回転がかかっているため普通に受けると真横に飛んで行ってしまいます。 この強い回転を生み出す2つのポイントを教えてもらいました。まずは「フォーム」勢いを出すために腕を大きく回します。 続いて2つ目のポイントは「手首」です 張本美和選手 「こういう風に1回曲げるので柔らかくないと回転もかからないですし、インパクトも必要なので強さも必要かなと思いますね」 複雑な打ち方と手首の力が必要なYGサーブ。実は女子選手の使い手が少ないんです。 張本美和選手 「相手をびっくりさせることもできたりそのあとの展開で有利に立てるなというのは取り慣れていない選手が多いので効きやすいかなって。大事な場面で(流れを)変えたいときは使ってみたりとかはしますね」