広島・新井監督「野球に懸けているというか、良いものを見せてもらった」5年ぶり先発勝利のアドゥワを評価【一問一答】
「DeNA1-5広島」(31日、横浜スタジアム) 広島の新井貴浩監督が約5年ぶりの先発勝利を挙げたアドゥワ誠投手について、「野球に懸けているというか、本人が頑張ってつかんだチャンスで今日いいものを見せてくれた。ナイスピッチングだった」と評価した。 【写真】今季初勝利を挙げたアドゥワ 高々と上げた右手に握っているものは何? チームはアドゥワの5回3安打1失点の好投もあり、今季初勝利。開幕カードを1勝2敗で終えた。4月2日からは本拠地でヤクルトを迎えて3連戦を戦う。以下、新井監督の一問一答。 ◇ ◇ -アドゥワの投球は。 「久しぶりの先発で、5年ぶり?本当によく頑張った。緊張したと思うけど。最初から引っ張ろうとは思っていなかった。彼にとっての開幕戦だし、やっぱり疲労感もいつもの登板とは違うから、そこまで引っ張ろうと思っていなかった。ちょっと逆球も多くなってきたので、五回ですぱっと(交代を)決めました」 -点差もあったが勝ちパターンで試合を締めた。 「矢崎、栗林はまだ開幕していなかったし、この球場なので3点差、4点差は何が起こるか分からない。セーフティーリードではないし、明日月曜だしということで」 -田中が勝ち越し弾。 「さすがだね。期待通りの活躍をしてくれた。今年も頼りにしてますよ」 -外国人2選手が抹消で選択肢が狭まった中、スタメンを決めることになった。 「去年の今より若い選手が力をつけているのでそんなに迷わなかった。すっと決められた」 -今後も打線を組み替えながら? 「そうだね。これはしばらく続いていくと思うし、何カ月かたってぼやっと輪郭ができてくれればうれしいけど、そんなに簡単にいくもんじゃないと思っている」 -田村の状態は? 「今日もまだヒットは出ていないけど、打点は最高の凡打。1点入れてなおもランナーを進めて、もちろん二遊間が下がっていたのは見えていたと思うけど、3連戦でヒットはでなかったけど内容は少しずつ上がってきているし、あれは最高の凡打だった。打点もついてランナーも進塁して。開幕に言ったけど、そんなに簡単にぼこぼこ打てるとは思っていないのでいい経験にしてもらいたい。毎試合毎試合ね。もちろん期待はしているけど、そんなにうまくいくとは思っていないので」