銀行の金利が20倍になるそうなので、タンス預金「200万円」を預けようか悩んでいます。預金すると税金はかかりますか?
銀行へタンス預金を入れると税金はかかる?
銀行へタンス預金を入れても、基本的に税金はかかりません。ATMを利用すると、日付や時間帯によっては手数料がかかる可能性があります。 また、タンス預金そのものの税金についても預金前にチェックが必要です。タンス預金に違法性はありませんが、税金申告をしていないお金を銀行に預金すると、口座の動きから税金の無申告がばれてしまうケースがあります。税務署は必要に応じて納税者の口座や納税情報を確認できるためです。 例えば、1年間で200万円を贈与されタンス預金に回していた場合は、贈与税の対象です。贈与税は110万円が基礎控除額のため、残りの90万円に対して課税されます。これを申告せずにいると、預金をしたときの記録などで贈与税の無申告を指摘される可能性があるので注意しましょう。
金利が増えた分預けた方がより多くの利息をもらえる
日本銀行がマイナス金利政策を終了し、金利の基準を0.1%にまで引き上げたことで、さまざまな金融機関も金利を上げました。金融機関によっては普通預金の金利が20倍になっているケースもあります。 タンス預金だとお金は増えませんが、銀行に預金すると金利の利息によりお金が増えるので、少しでも貯金額を増やしたいのであれば銀行に預金した方がいいでしょう。 ただし、タンス預金に回したお金が税金申告できていなかった場合は、銀行に預金をしたときの記録などで無申告がばれてしまうケースもあります。預金をする前に課税対象でないか、申告を忘れていないかを確認しておきましょう。 出典 日本銀行 金融政策の枠組みの見直しについて 国税庁 確定申告書等作成コーナー よくある質問 利息を受け取ったとき(利子所得) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部