「タップしただろ」日本人スーパースターにまさかの暴挙 ギブアップ後も“極め続ける”卑劣な行為に批判殺到
【WWE】RAW(12月23日・日本時間24日/マサチューセッツ・ボストン) 元五輪レスラーの完璧なアンクル・ロックに日本人スーパースターがたまらずタップアウト。しかし、その後もゴングが鳴り響くなか掴んだ足を離さず、非情ともいえる拷問を続行。卑劣な暴挙に対して「ガチで曲がってる」「もう終わってるだろ」など批判が殺到。放送席も「まだ絞ってます」と困惑する事態が発生した。 【映像】会場に響くゴングとブーイング…実際の様子 WWE「RAW」でアメリカン・メイドのチャド・ゲイブルとアルファ・アカデミーの戸澤陽がシングル戦で対戦。しかし、ギブアップした戸澤をチャドが執拗にアンクル・ロックで締め上げる事案が発生。スパルタが過ぎてアルファ軍から追い出されたチャドが弟子たちへの復讐を宣言したが、その手始めとなる戸澤への執拗な蛮行に批判の声が相次いだ。 入場時に「へなちょこ!へなちょこ!」と観客のダメ出しコールを受ける形で”パワハラ男”チャドが登場。試合中も対戦相手の戸澤のみならず反旗を翻したオーティスやマキシン・デュプリにもちょっかいを出したりと、相変わらずの卑怯者ぶりだ。 戸澤も華麗なスピンキックでチャドを翻弄するが、相手は元五輪米レスリング代表の実力者。スーパーキックから、Tシャツ破りのパフォーマンスで“勝ちムーブ”を披露。勝負を決するべくトップロープに登るが、待ち受けていたチャドのヒザを被弾。その後は人形のようにジャーマン3連発、パワーボムと怒涛の4連発で好き放題やられた末に、最後は「アンクル・ロック」でアキレス腱を締められて悶絶しながらタップアウトとなった。 すかさずゴングが鳴り響くが、試合に勝利しただけでは飽き足らず、戸澤の足首をガッチリ極めて離さないチャド。ABEMAのWWE解説を務める週刊プロレスの井上光も「もう試合終わってますよ、まだ絞ってます」と困惑気味。すると、まさかの事態に「戸澤をいじめないで」「終わってるのに…」「ガチで曲がってる」「戸澤が虫のようにやられてしまった」とファンも絶句。さらに卑怯者チャドに対して「タップしただろ」などブーイング交じりのコメントが相次いだ。 その後、戸澤の相棒オーティスが救出へ。元師匠チャドの首根っこを掴んで両者を引き離すとブルブルと震え怒り爆発。オーティスの登場に、やばい空気を察したチャドは尻尾を巻いて逃走。再燃した両ユニットの因縁は年を跨ぐことになりそうだ。(ABEMA/WWE『RAW』)
ABEMA TIMES編集部