加西SAに寄ったら「あっさりしらす丼」 山崎高生が考案、レシピコンテストで最優秀
山崎高校(宍粟市山崎町加生)森と食科の3年生2人が考案した料理「兵庫のあっさりしらす丼」が11月1日から、中国自動車道加西サービスエリア(SA)上り線(加西市畑町)のレストランで販売される。しらすやタマネギ、そうめんなど兵庫産の食材をふんだんに使用。あっさりと食べやすく、生卵やだし汁で味を変えながら楽しむこともできる。(村上晃宏) 【写真】山﨑高生が考案「兵庫のあっさりしらす丼」。味変も楽しめる 西日本高速道路サービス・ホールディングス関西支社(大阪府吹田市)が地産地消の促進と食の魅力発信を目的に、昨年から高校生のレシピコンテストを実施し、最優秀作をメニュー化。今回は山崎高、篠山産業高(丹波篠山市)、有馬高(三田市)、淡路高(淡路市)から計92品が出品され、実食審査会や意見交換で4品の販売が決まった。 山崎高からは7組が応募し、3組の料理が書類選考を通過。その中から、上田愛翔(あいか)さん(17)と広居初奈(にいな)さん(18)が提案した「兵庫のあっさりしらす丼」が最優秀賞に選ばれた。 2人は兵庫特産の「しらす」を使った万人受けするどんぶりを軸にレシピを考え、梅干しと大葉、ノリを添えた。食感や味の変化も楽しんでもらおうと、卵かけご飯用に生卵を追加したほか、お茶漬け風に食べられるようだし汁を加えるなど工夫も凝らした。 揖保乃糸を入れたばち汁や淡路産タマネギのかき揚げも加え、食べ応えのあるメニューに仕上げた。 上田さんは「誰でも食べやすい料理を心がけた」と出来に自信を見せる。広居さんは「ボリュームもあるので年齢問わず食べてほしい」と呼びかけた。 来年3月末まで。1400円。レストランの営業時間は平日は午前11時~午後9時、土日祝日は午前9時~午後9時。神姫フードサービスTEL0790・42・4001