早くもドラフトの“目玉”に!? プロ注目の高校球児(5)“甲子園常連校”の最強ショート
2024年シーズンのプロ野球開幕が近づくとともに、アマチュア野球界もこれからが本格的なシーズンインを迎える。高校野球に目を向けると、今月18日から春の選抜甲子園が開幕。中でも注目されるのが、ドラフト候補選手の活躍だろう。今回は、現時点で今秋のドラフト戦線に浮上している高校生を厳選し、紹介する。
石塚裕惺(花咲徳栄)
長打力を秘める打撃が売りの大型遊撃手。NPBスカウト陣が熱視線を送る有望株だ。 花咲徳栄では1年秋から「4番・三塁」に座った。2年春からは遊撃に転向し、埼玉県大会でチームが3回戦敗退を喫する中、2試合連続本塁打を放ちアピールした。2年夏は19打数9安打、1本塁打、5打点と快音を響かせ、埼玉県大会準優勝に貢献。 秋は関東大会初戦の横浜戦で2ランを放つと、準々決勝の常総学院(茨城)戦でも3安打をマークし、計6打数5安打と打ちまくった。高校通算本塁打数も着々と伸びてきている。 右打ちの遊撃手は貴重な存在なだけに、目をつけている球団は少なくないはず。打撃のほか、強肩と俊足もアピールポイントになっているが、守備、走塁もさらに磨いてプロ入りを狙いたい。
ベースボールチャンネル編集部