【2024年PGAツアー総まとめ③】中盤戦からレギュラーシーズン閉幕までの、記録と記憶に残った試合をプレーバック
デシャンボーが全米オープン2勝目「全米オープン」
優勝:ブライソン・デシャンボー 最終日を単独首位から出たデシャン ボー。途中、マキロイが首位に立つが、15番から連続ボギーとしてデシャンボーと並ぶと、18番でも1メートルのパーパットを外してしまいデシャンボーが2年ぶりの大会2勝目。 10年ぶりのメジャータイトルを逃したマキロイは無言でコースを去り、試合後SNSで休養を発表。松山英樹は6位に入り、22年大会以来のメジャートップ10入りを果たした。
シェフラーがタイガー以来の年間6勝目「トラベラーズ選手権」
優勝:スコッティ・シェフラー 3日目を終えて首位のトム・キムだったが、最終日はシェフラーに1打ビハインドで迎えた最終18番。最終組がプレー中、環境活動家がコースに乱入するハプニングもあったが、パーとしたシェフラーに対して、キムは3メートルのバーディパットを入れて首位に並んでプレーオフに突入。しかし、1ホール目でボギーとしてしまい、シェフラーが09年のタイガー以来となる年間6勝目を挙げた。
1月にアマ優勝、プロで初優勝「バラクーダ選手権」
優勝:ニック・ダンラップ 全英オープンと同週に行われ、ポイント制のステーブルフォード方式で行われた大会。3日目を終えて9ポイント差を追うダンラップは、最終日に1イーグル、7バーディの「62」を記録して19ポイントをゲット。2位に2ポイント差をつけて、プロ初優勝を飾った。プロ転向後、出場したメジャーではすべて予選落ちなど、プロの洗礼を浴びていたが、17試合目にして大きな勝利をつかんだ。
シャウフェレが同シーズンメジャー2勝目「全英オープン」
優勝:ザンダー・シャウフェレ 最終日は序盤から目まぐるしく順位が変わるなか、最終組の2つ前でプレーしたシャウフェレとローズが激戦を繰り広げる。8番でローズがバーディを奪い首位に並ぶと、シャウフェレは13番でこの日4つ目のバーディを奪い逆転。さらに14番、16番でもバーディを奪って2位のローズに3打差をつけると勝負あり。シャウフェレが18年のブルックス・ケプカ以来となる年間メジャー2勝達成。
アジア勢初のプレーオフシリーズV「フェデックスセントジュード選手権」
優勝:松山英樹 パリ五輪から1週を空けて行われたプレーオフ第1戦。パリ五輪後に経由地のロンドンで松山英樹一行が盗難被害に遭うアクシデントに見舞われ、田渕大賀キャディとの急造タッグで出場。2位に5打差の単独首位で出た最終日は、一時首位を明け渡す苦しい展開になるも、17番で8メートルのバーディパットを決めて単独首位に再び立つと、18番でもバーディを奪って優勝をもぎ取った。 === 後ほど、2024年シーズンで打ち立てられた記録を更新予定! PHOTO/Blue Sky Photos、Tadashi Anezaki、Gatty Images ※週刊ゴルフダイジェスト2024年10月1日号「PGAツアー 2024総まとめ」より一部抜粋
週刊ゴルフダイジェスト