統合新病院 プロジェクトチームに関する質疑相次ぐ 「進めるためのPTは見切り発車」
青森朝日放送
青森県立中央病院と青森市民病院の統合新病院について、青森県議会の常任委員会では11月に設置されたプロジェクトチームに関する質問が相次ぎました。 21日の環境厚生委員会で県は、整備に関連する課題はプロジェクトチームの担当部局が対応し、基本計画については、有識者会議の意見を踏まえて2024年度中の策定を目指す方針を示しました。 委員からは、整備場所となっている「県営スケート場一帯」について、利用可能面積の制限や市道の拡幅といった課題がある中、妥当かどうか検証が必要だという意見も出ました。 【鹿内博委員】 「基本計画策定前に様々な検討を進めたうえで判断するのは分かるけど、判断するためではなく、進めるためのプロジェクトチームだと、浜田地区の見切り発車だと。見切り発車は良くないと思いますが」 また、経営形態について県立中央病院と県立つくしが丘病院の全職員を対象に行ったアンケートについて、最も多かったのが、自治体が直接経営するかたちの「企業団」で42%、次いで「地方独立行政法人」が13%、「どちらでもよい」「よく分からない」が合わせて45%となったことも示されました。