「恐ろしい」「対戦相手は絶対に嫌」福岡戦後に町田の昌子源が評したチームメイトは?
「あれでまだ8割と言っている」
2024年6月22日、FC町田ゼルビアがアビスパ福岡と対戦。その試合の立ち上がり、強烈なインパクトを放ったのが町田のFWエリキだった。 【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開! 今季、大怪我から復帰したブラジル人アタッカーは福岡戦で持ち前のスピードを披露。複数のチャンスに絡んだ。その働きを受け、DFの昌子源は「決して足もとでどうこうする選手じゃないですが、相手のことをよく見ていて駆け引きが上手」と評していた。 「なんといってもあのスピード。あれで彼はまだ8割と言っていましたから。最近、話したら。『まだ僕はコンディションを上げられる』って。それを考えたら恐ろしいですよね」 FWと対峙するDF昌子の言葉だからこそ説得力がある。 「前半の立ち上がり、(相手のエリア付近で)フリーキックを獲得したシーン。あそこでファウルをもらってチャンスを作ってくれますから。あのスピードで詰められたら対戦相手は絶対に嫌。ワンバウンドさせたらエリキがくると思うと、そのボールをバウンドさせない、それを意識するとミスが起きる。心理的にもエリキがいると相手にプレッシャーがかかりますよね」 ここからエリキがさらにコンディションを高めたら、相手にとってさらなる脅威になるのは間違いない。 取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)