三原康裕が率いるソスウ アーティストの“トーン”の多様性を伝えるマガジン創刊
「メゾン ミハラヤスヒロ(MAISON MIHARAYASUHIRO)」の三原康裕デザイナーが代表を務めるソスウは、新たなプロジェクトとして「トーンマガジン(TONE MAGAZINE)」(4950円)を発行し、11月30日に発売する。取扱店舗は、「メゾン ミハラヤスヒロ」直営店と公式ECサイト、一部セレクトショップ、一部書店。 【画像】三原康裕が率いるソスウ アーティストの“トーン”の多様性を伝えるマガジン創刊
制作するのは、米ニューヨークを拠点に、写真集やZINEを手掛けてきたクリエイティブチーム。日本人も所属する集団であり、もともと三原デザイナーと親交が深いという。アーティストの未発表作品やパーソナルな作品にフォーカスし、彼らの視点や創作プロセスを掘り下げながら、新たな表現の場を作り出すことを目指す。毎号2人のアーティストを取り上げ、作風やアプローチといった“トーン”の多様性を探求する。創刊号は、ニューヨークを中心に活動する写真家アルバート・ワトソン(Albert Watson)と、マシュー・ジョンソン(Matthew Johnson)の特集だ。両人の代表作をA2サイズのポスターとして同封している。
同マガジンプロジェクトは、「幅広いジャンルのクリエイターが作品を発表できる 機会を作りたいと」いう思いに発端した。ソスウは2022年9月から23年6月まで、東京・日本橋でギャラリー&イベントスペース「NACC/日本橋アナーキー文化センター」をオープンし、“さまざまな文化の芽吹く場所”を作ろうとしてきたが、今回の「トーンマガジン」も、雑誌という形態をとったものの、根幹の狙いは同じだという。