【独自解説】国によって違う政治家スキャンダルの『これはアカン!』 玉木代表は“不倫”で謝罪もアメリカではスキャンダルだらけのトランプ氏が圧勝!女性問題・汚職・お金など国や時代背景で変わる“許せない”基準とは?
それは国民が、今のアメリカが“お行儀が悪い”ことをよく知っているからです。だからこそ、変えてもらいたい現実が目の前にあり、“実行力”と何をやってきたかという“実績”を重視しています。それはアメリカの最新の統計が示しています。
アメリカ全てのエリアで『今の経済は良くない・物価が上がってる・自身が貧しい』という意見が全国民の7割弱もいます。トランプ次期大統領に投票した人たちだと、もっと割合が増えると言われています。なので“お行儀”より“実行力”なんだというのが“今のアメリカ”を示しています。
ただアメリカが浮気に寛容なわけではく、時代によります。1995年にクリントン大統領(当時)は大統領執務室でスタッフと『不適切な関係』に。女性問題で130年ぶりに弾劾裁判を開くところまでいきました。(上院で否決)
その理由は、「彼女のことなんて知らない」などと国民に対してウソの説明をしたことや、さらにその不適切な行為が、“大統領執務室”で行われたことです。アメリカ国民にとって“大統領執務室”というのは、米国が絡む戦争を決断し、国民の命のやり取りを話す場所なのです。この時代は、もちろん経済も大変でしたが、国民にとっては“現状”や“物価高”よりも、“スキャンダル”が問題だったということです。
“スキャンダル”は男女の問題だけに限りません。中国のトップが一番許されないのは“汚職”を放置することです。“汚職”は、中国としては長年引きずっている問題だと言われていますが、習近平国家主席は、一生懸命に摘発をしているとのことです。しかし、中国は14億人の国民を抱えています。一部の人だけがお金で良い思いをするのかという考えを持たれないよう、国民に平等だと言うために、習近平国家主席は「虎もハエも叩く」という言葉を使っています。
韓国では、大統領になった人の周りが必ずズルをすると言われていて、現大統領である尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の妻も、沢山バッグを買うといいます。これに政府のお金を使用しているのではと言われ、2024年11月からは妻の外国への同伴を中止しています。
【関連記事】
- 【独自解説】『103万円の壁』より難攻不落?国民民主党・玉木代表に立ちはだかる実現までの“3つの壁” 税制を決める希望に繋がる“交渉相手”とは?問われる党首の器
- 【独自解説】トランプ氏の野望「アメリカファースト」は日本の中小企業を潰す?格差社会拡大へ…“またトラ”の政策が日本経済に与える恩恵と懸念
- 【特集】始めるなら今!?進化する『ソロ活』事情 「さみしいとか、悪いイメージはない」ポジティブな意識の変化に着目!人気の“おひとり様”向け新サービスとは―?
- 【卑劣】逮捕者続出ホストクラブで使用されていたマニュアル『一撃講習』「彼女であること」「昼職であること」「伝票の裏には親の連絡先を」…“素人女性”の女心を巧みに利用し、落とし・脅し・毟り取る、その卑劣な中身とは?
- 【ナゼ?】「当たり前の生活ができなくなった」全国各地で『薪ストーブ』によるトラブル続出中⁉神奈川や千葉では議会で取り上げるほどの騒動になるも、自治体は“お手上げ状態”…その理由とは?