2025年は子育てをめぐる様々な制度も大きく変わります。4月に改正されるのが「育児・介護休業法」です。仕事と育児や介護を両立できるよう法律が変わります。代表的なものを確認します。 　まずは、看護休暇です。子供が病気やケガをして看護が必要な時に企業から従業員に休暇が与えられる制度です。これまでは、小学校に入学する前の子供だけが対象でしたが小学校3年生までに広がります。続いて、残業の免除です。これまでは3歳未満の子供を抱える人が対象でしたが小学校に入学するまでに広がります。その他、3歳未満の子供を持つ人がテレワークで働けるようにすることが企業の努力義務になります。子供の年齢によって柔軟な働き方ができるように変わっていくことになりそうです。 　続いて、子ども医療費です。4月から県内すべての市町村で未就学児は、窓口での負担なしで医療行為を受けられるようになります。また、ほとんどの市町村で高校生までが同じように窓口での負担がなくなります。「いくらかかるか心配せずに病院に行って受診できる」。これは大きな安心に繋がるのではないでしょうか？