「ため息の出るような美しさ!」ヨルダンのラジワ皇太子妃、深紅のドレスを纏い圧巻のオーラを放つ。第一子の妊娠発表後、初の公務へ【SPURセレブ通信】
2024年6月10日(現地時間)、ヨルダン・ハシェミット王国の国王、アブドゥッラー2世(62)のシルバージュビリーの祝賀イベントが首都アンマンで行われ、ラーニア王妃(53)をはじめとするヨルダン王室の上級王族や要人など、約9,000人が出席した。 【写真】第一子を妊娠中のラジワ皇太子妃 今年4月、フセイン皇太子(29)との間に第一子を妊娠中であることを発表して以来、初めて公の場に姿を見せたラジワ皇太子妃(30)は、深紅のドレスに身を包み、大きくなったお腹を披露。 義父母である国王夫妻、夫フセイン皇太子と並んで、式典会場の最前列に着席し、そのエレガントな美しさで世界中のロイヤルファンをうっとりさせた。 英誌『HELLO!』によると、式典では国旗掲揚式や軍事パレード、ヨルダン空軍の戦闘機によるフライパスト(儀礼飛行)などが行われ、フセイン皇太子のきょうだいで昨年結婚したイマン王女(27)、ヨルダン空軍中尉のサルマ王女(23)、米ジョージタウン大学に留学中のハシム王子(19)も、このビッグイベントに出席したそう。 サウジアラビア出身のラジワ皇太子妃は、サウジアラビアのデザイナー、ホネイダ・セラフィがデザインし、ヨルダンの熟練職人たちが制作したというカスタムドレスを纏って華やかに登場。 ドレスとケープには国旗カラーとシルバージュビリーにちなんだ銀の刺繍が施されており、中東ニュースサイト『Arab News』が報じたデザイナーのコメントによると、深く濃い赤は強さと情熱、ヨルダンへの愛などを表現したもので、ラジワ皇太子妃の高貴でありながら、力強い個性を映し出しているそう。 一方、義母のラーニア王妃は、シャツ風の襟元が印象的な白いロングドレスにカルティエのジュエリーを煌めかせて登場。 ヨルダンの七芒星を表す7つのボタンが付いたシルバーグレーのコルセットを重ねた斬新なデザインは、ヨルダン人デザイナーLaith Maaloufによるもので、ラーニア王妃はフレッドが製作したアラビック・スクロール・ティアラを頭上で輝かせた。 ちなみにラジワ皇太子妃は2023年5月、ラーニア王妃が主催した結婚式前のお祝いのイベント「ヘナ・パーティ」でも、今回と同じデザイナーのドレスを着用。 出身地であるサウジアラビアのナジュド地方伝統のトーブにインスパイアされたという、ゴールド刺繍が施された女神のような白いドレス姿を披露し、ラーニア王妃との仲睦まじい様子とともに注目を集めた。 そんなラジワ皇太子妃は2023年6月1日(現地時間)、アンマンの宮殿でフセイン皇太子と結婚。豪華なロイヤルウェディングには英・ウィリアム皇太子(41)夫妻をはじめ、世界中の王族らが出席し、2023年最大の結婚式として大きな話題に! そして今年4月10日(現地時間)、ヨルダン王室の公式ウェブサイトで、皇太子妃の第一子妊娠というおめでたいニュースが発表された。6月1日(現地時間)には、夫妻の結婚1周年を記念して、初の公式マタニティフォトが公開に。 緑溢れる自然を背景に、ニューヨーク発アリス アンド オリヴィアの赤いプリーツドレスに身を包んだラジワ皇太子妃は、サウジアラビア拠点のジュエリーブランド、ERUMの大きなゴールドピアスを耳元で揺らし、ため息の出るような美しさでネット上を賑わせた。 米誌『PEOPLE』は今年5月、ドバイの国際ニュース衛星放送『Al Arabiya』が放映したインタビューで、フセイン皇太子が自身とラジワ皇太子妃にとっての「新たなフェーズにとても興奮しています」と語ったと報道。 「子どもたちのことで、すべてが変わるのは確かです。何が起こるかわかりませんが、神に感謝します。私たちも家族もとてもワクワクしています」と付け加えた皇太子は、ラーニア王妃にも言及。「私の母はもう数週間前から、ベビー用アイテムの買い物を始めているんですよ」と明かしたそう。 なお、ラジワ皇太子妃はこの夏、出産予定とのこと。『PEOPLE』によると、ヨルダンの憲法では王位は世襲で、男性の相続人によって継承されると定められており、男児が誕生すれば、フセイン皇太子に次ぐ王位継承順位第2位に。性別に関係なく、殿下または妃殿下と王子または王女の称号が与えられると予想されているという。 アブドゥッラー国王とラーニア王妃にとって、初孫となるベビー誕生のニュースを楽しみにしたい。