レゴブロックでできた実物大メルセデスF1マシンが世界初公開! 19万ピース集めればあなたも作れるカモ
F1日本GPが開催される鈴鹿サーキットは、5日(金)からの走行開始を前に早くも盛り上がりを見せている。グランドスタンド裏の”GPスクエア”ではステージイベントの他、F1マシンの展示も行なわれているが、その中にはメルセデスの2023年マシン『W14』の姿も……いやちょっと待て。これはレゴブロックではないか……! 【写真】超精巧! レゴブロックで出来たメルセデスW14を様々なアングルから 今回世界初披露された『LEGO MERCEDES-AMG PETRONAS F1 W14 E PERFORMANCE』は、『レゴテクニック』シリーズの2モデル、18歳以上向けの大人レゴ『レゴテクニック Mercedes-AMG F1 W14 E Performance』と7歳以上向けの『レゴテクニック Mercedes-AMG F1 W14 Pull-Back』の発売にあたって制作された、レゴブロックで作られた実物大の”マシン”。メルセデスF1チームの全面協力の下、中国で組み立てられたという。 高さは1m7cm、長さは5m12cm、幅は2m20cmで、重量はF1の実車をも上回る913kg。使われているレゴブロックのピース数は圧巻の19万2937ピースであり、担当者曰くこれらは全て既存のレゴブロックで構成されているという。つまり、19万ピースのブロックを集めれば、誰でも原寸大F1マシンを制作することは理論可能……ということになる。ただこのモデルはデザインと開発に500時間、15人のモデルビルダーが集結して組み立てたという。実に2428時間を要したというから頭が下がる。いずれにしても、レゴブロックの無限の可能性を感じさせる作品と言える。 実物大という大きさもさることながら、その精巧さも目をひくレゴ製W14。特にステアリングホイールは実物を借り、それを参考にして制作されており、ダイヤルやスイッチ類まで細かく再現されている。 その精巧さは、レゴが販売するレゴテクニックのW14も然り。大人向けの1/8スケールモデルの『レゴテクニック Mercedes-AMG F1 W14 E Performance』は、ステアリング操作で車輪が操舵できるようになっていたり、DRSをイメージした可動式リヤウイングになっていたり、ディファレンシャルとエンジンのピストンが動くようになっていたりと、クルマ好き、F1好きにはたまらないギミックも搭載している。 なおレゴは、メルセデスF1のドライバーであるルイス・ハミルトンとジョージ・ラッセルのサイン入りレゴが当たるSNSキャンペーンも実施するという。キャンペーンの詳細はレゴの公式SNSを確認していただきたい。
戎井健一郎
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